蒸し暑い日本でどうしてサウナが流行るのか?

フィンランドなどの寒い国でサウナが流行るのはよく分かります。
寒い→暑い→寒い

しかし、日本の夏は暑い。ただ暑いだけじゃなくて蒸し暑い。
まさにサウナ状態。
夏のアスファルトの上なんて気分はシュウマイ。
蒸されいる。
ただでさえ嫌というほど蒸し暑いのに、何でわざわざお金を払ってまでサウナに行くのか?お風呂で十分ではないか?
YOUはナニしに蒸し風呂へ

ヒントは「整う」にありそうだ。
「整う」を広辞苑で引くと
調和があう。
用意ができ上がる。
とある。

そしてサウナは
サウナ→水風呂がセットのようだ。
なるほど。水風呂ありきということは、やっぱり皆「ただ暑いだけ」は嫌なのだ。
つまり日本の夏は「ただ暑いだけ」の状態だ。
この状態でいきなり水風呂に入るのはなんだか負けた気がする。
小雨で傘をさす感覚だ。
ならばいっそのこと限界まで暑くする。限界まで我慢して我慢して、
ようやく水風呂に入って調和を取る。この落差がポイントなのだ。
こうして闘う用意ができ上がる。
100m走のreadyの状態だ。
いつでもgo出来るように。

家のお風呂では駄目なのだろう。限界まで暑くならない。どうしても火力が足りない。中華料理を作るときのように、お店の火力は出ないのだ。
なるほど、
サウナが流行るのって多分そういうことなんだろうなと、整いました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?