INFJ,HSPの私がお薦めする切なさに浸れる曲5選
切ない曲が好きである。
切ない曲を好む人は、その内面の切なさの総量が人よりも多いのではないかと思う。
切ない曲を作り出す人もまた同様である。
切なさに浸りたい時がある。
思考を止め、ただただその感情の中に溺れたい時がある。
理屈は要らない。
ただ切なさを感じたい。
そんな時にお薦めの曲をご紹介する。
5曲すべてが英語の曲になったのは、歌詞の意味を深く考えずに聴けるからかもしれない。
その曲の持つ空気感と、音の切なさにどっぷりと浸かれるためであると思う。
すべて英語の歌詞であるが、4曲が洋楽、1曲が邦楽となっている。
私が感じる、めいっぱい切ない曲である。
聴いている中で、切なさで胸が苦しくなっちゃう可能性も孕んでいる。
聴くタイミングに注意していただきたい。
充分切なくなって良い時に聴いていただきたい。
切なくなって良い時ってなんだ(笑)
尚、今回の記事の趣旨は「切ない音に浸る」ことにある為、Lyric Video、または音楽のみのものも含まれている。
音楽系の記事の冒頭で毎回明記しているが、今回も選曲基準は"私が思う"切なさを感じる曲である。世間一般の切なさを感じる曲とは乖離している可能性がある。
切なくなる準備が整った方から、参りましょう。
1.「QUIT」/ Ariana Grande, Cashmere Cat
ノルウェー出身のDJ、カシミア・キャットがアリアナ・グランデに提供した楽曲。アリアナの透き通る歌声と、カシミア・キャットが生み出す甘く美しい音に深く酔いしれる。
カシミア・キャットはこれまでにもセレーナ・ゴメス、ザ・ウィークエンド、カニエ・ウエストら大物アーティストと制作を共にしている。
私はカシミア・キャットが大好きだ。
彼は、人の魂の奥にひっそりと秘められた、未だ空気にも触れられていない領域の切ない感情を音にしてしまう。
彼の魅力についてはいつか別記事でまとめたいと思う。
このLyric Videoは公式のものではないが、曲の美しさとよくマッチしているため、こちらをご紹介した。
2.「As You Fade Away」/ NEFFEX
NEFFEXはエレクトロ×ラップ×ロックといったミクスチャー系の音楽を数多く生み出している。以前はメンバーが2人であったが、現在はソロで活動している。
驚くべきことに、ネフェックスが創り出す音楽の多くが、著作権フリーとなっている。[Copyright-Free]の明記があるものは、YouTubeの動画などにも自由に使用することが出来る。
力強いロックやラップのミクスチャーが多い中で、女性ボーカルを起用した切ない曲も得意としている。
この曲の後半部分の展開が素晴らしい。ネフェックスにしか出来ないであろうと思う。
幅の広い魅力的な音楽をコンスタントに生み出し続けるネフェックスの才能に驚くばかりである。
3.「You are the reason」/ CAPSULE
Perfumeのプロデューサーとしても知られている中田ヤスタカと、ボーカルのこしじまとしこによる音楽ユニット。2001年にメジャーデビュー。
カプセルはご紹介しまくりたい名曲ばかりであるが、”切なさ”という観点からこちらの曲を選ばせていただいた。
カプセル好きな方からすると、いや他にもあるだろうとツっこまれそうなところである。私は中毒性の高いこの曲を、切ない時に無限ループで聴いていたい。
4.「Dancing With A Stranger 」/ Sam Smith, Normani
サム・スミスはイギリス出身のソングライター。
サムとノーマニのかけあいが非常に美しい曲。
曲名からもわかるように、ダンスミュージックであるこの曲は、著名な振付師らのダンスクラスでよく使用されている。
記事の趣旨からは逸れるが、その中でも私が好きなAlexander Chungのダンスクラスの映像をご紹介したい。
最初のアレクサンダーのダンスに続いて登場するダンサーたちのオリジナルパートも、各々魅力に溢れている。興味のある方は是非ご覧いただきたい。
5.「Stay」/ Zedd, Alessia Cara
ゼッドはロシア生まれ、ドイツ育ちの音楽プロデューサー、DJ、トラックメイカー。アレッシア・カーラの伸びやかなボーカルが耳に心地良い。
皆さんが切なくなり過ぎて生活に支障が出ないよう、最後の曲は切ないながらも前向きな雰囲気が漂う曲にしてみた。
如何だっただろうか。
あなたの心がきゅっとなる切ない曲はあっただろうか。
たまには日常から離れて、思いっきり切なさを味わってみるのも良いかもしれない。
今回ご紹介した曲に限らずとも、切なさを存分に味わうことのできるあなたは、きっと心が深く豊かな人であるのだろうと思う。
より多くの切なさを感じられる繊細なあなたの毎日が、穏やかであるよう願っている。
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