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【第二の人生】6の章:キツイのにはある程度慣れてる

*登場人物*

  • 萬里→主婦で一応主人公。心身の不具合の原因を解消できそうな状況になって来た

  • ちいさん→治療院の先生サクヤさんの奥さん(感が強いらしい。九星気学の勉強している。)


初めてH氏と会った帰りから
ずぅっと、何か連れているのは
わかってた

でも、気のせいだろうで
また済ませていたし、
萬里の意識は
まだ違うものに占領されては
いないから
まだまだ大丈夫!

で、気が付けば
2ヶ月経っていた。

左肩に石が乗っているような
重さがあって
痛くて腕がうまく上がらなく
なっていた、
でも、これは
きっと気のせいだ。

同じマンションの
サクヤさんの奥さんのところに
遊びに行ってみようかな・・・。
とふと思う。

H氏には気を遣ってしまって
簡単に電話しづらいけど、
サクヤさんの奥さんなら
マンション一緒だし
気軽に行けるし、
奥さんも感が強いと
聞いてたし、
話聞いてもらうだけでも
気分違うかなぁ〜。

電話してみて、
自宅に居たら行く!
居なかったら
縁がなかった!と
自分の中で賭けを
しながら電話をする。

たまたま仕事が早く
終わってたようで自宅にいた。

萬里「今から来ま~す!」

ソッコー行って
チャイムを鳴らす
奥さんがドアを開けた瞬間
『あれ?』っていう顔を
されたが、
気付かないふりで
家へ上がらせてもらう。

萬里「奥さんって
呼ぶの苦手なんですけど、
なんて呼んだらいいですか?」

ちいさん「みんな
ちいさんて呼んでるから
ちいさんでいいよ!」

色々話した最後あたりに
ポロッと口にしてみた。

萬里「なんか、
左肩が痛くて
腕が上がらないんですよね~。
20キロの重さのバッグを
四六時中背負ってる
ような感じ・・・。」

ちいさん「あ、やっぱり?!
なんかおかしいと思った。」

萬里「何がですか?」

ちいさん「なんか憑れてる
様な気がして。
だけど、ハッキリ
確信がなかったんでね。」

萬里「実はこの前、
初めてH氏と会って
その時憑れてたヤツ
処理してもらったんですけど、
その帰りに何か拾った感が
あって・・・。
だけど、気のせいだろうと。」

ちいさん「うちの治療院に
身体の治療も
しばらく来てないんやろ?」

萬里「はい・・・。」

ちいさん「ちょうど
今日の夜勉強会やし
H氏も来るから、
ちょっと顔出して
参加してみたら?」

萬里「ん~、
お金かかるんでしょ?
H氏も忙しいだろうと思って
連絡もしたことないし。」

ちいさん「2000円必要だけど
普通に治療しにくるより安いし、
勉強会では
H氏とうちの旦那(サクヤさん)
二人で身体も診るから
1回試しに来てみたらいいやん。
みんな子連れだから、
一緒に連れてくれば
子供の面倒は
みんなで見てくれるから
安心よ。」

萬里「う~ん、考えときます。」

自宅に帰って考えた、
本当は2000円出すのも
厳しい状態だし。

でも、身体診てもらえる上
H氏も居るなら、
ついでに
行方不明の妹のことも
聞いてみようかな・・・。

行くか、行かないか?
参加費をどうひねり出すか?
行ったとしたら、
聞きたいことはいっぱいあるが
自分だけたくさん質問して
いいもんだろうか?

今自分が何か
憑れていることは
この時
すっかり忘れている。

集合は19時、
ギリギリまで迷った・・・。

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