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【第一の人生】89の章:20年の時を経て萬里ついにブチ切れた

*登場人物*

  • 萬里→主婦!特に自分に能力があるとはまだ思っていない。(K美の悩みに付き合うのウンザリ)

  • K美→萬里中学生の頃からの友人(不倫、妊娠、略奪婚から夫の浮気→別居→離婚に向けて)

  • ノっちゃん→萬里小学生の頃からの友人(法律とか医療系とか詳しくて、何かと力になってくれる幼馴染)


萬里「だいたいさ、言ったよね?
離婚、慰謝料、養育費
取るつもりなら
離婚成立まで
大人しくしとけって。
離婚が決まって別居して
自分に有利に進められるように
どうしていけばいいかって
ノっちゃんにまで来てもらって
一生懸命考えよる時に、
揚げ足取られてもしょうがない
不利なことを自らやるとか
なに考えとると?
いや、あんたは
何も真面目に考えてないやろ?

それに
最近腹が出ただの
乳が垂れただの
言いよったくせに
初対面の男に
よ~裸見せれたよね?!」

K美「だって電気消してたし。」

萬里「バカか(ꐦ°᷄д°᷅)
そんな問題じゃないっ!!」

K美「だって彼、
『お前の表情が見たいから・・・』
って言って、
体のことは気にするな
って言ったもん。」

もう~
鳥肌立つくらい気持ち悪い~
なんそのセリフ?!
そういうセリフにうっとりする
女がこんな身近に
居るとは・・・。

萬里「バカタレがっ!!
自分だけが楽しんで
それで高熱出して
子供の面倒見れんとか
ふざけんなよっ(ꐦ°᷄д°᷅)
心配して駆けつけて
結果それか!?
萬里バカみたいやんかっ!!」

K美「だけん、
先に正直に言ったやん。
もう、そげん怒らんでよ・・・。
熱でボーッとしとるし
頭痛いんやけん。」

萬里「やかましかっ!!
ホテルには行けるくせに
病人のフリすんなっ!!
もう、知らんっ。」

この時期に至る頃
離婚問題を有利に進めて
問題解決のために、
離婚経験者でもあり
法律や母子問題について
詳しい友人(ノっちゃん)に間に
入って相談聞いてもらっていた
ノっちゃんは
萬里の小学校からの友人。

こんなバカ女K美のことなのに
有利に事を運ぶために
ノっちゃんは
快く相談乗ってくれて
嫌な顔一つしないで
寄り添ってくれてるのに、
ノっちゃんの
大事な時間を割いてもらって
迷惑かけてる自覚すらない、
自分のことばかりで
感謝もない、
ノっちゃんの親身なアドバイス、
それに応えようともしないK美。

こんなヤツの為に
持ってる知識を惜しみなく
提供してくれる友達は
他にいないのに、
萬里はもう色々な事に
腹が立ってイラついて
身体はきついし、
冷静に対応ができなく
なりつつあるので、
申し訳ないと思いつつも
愚痴れるのは
ノっちゃんしかいなくて
吐き出して聞いてもらい、
なんとか
自分を保とうとしていた。

もう、ホント
ノっちゃんゴメン( ;∀;)

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