マガジンのカバー画像

使用されたフォトギャラリー

881
マイフォトがクリエーターさんに使われて嬉しいのでこちらのノートを作成しました。
運営しているクリエイター

2021年8月の記事一覧

breakable

ときにあなたの愛は 振り下ろされる斧のように 激しくて あなたは私をこなごなにして Yシャツのポケットに入れて 持ち歩く

一人で神輿は担げない。

仕事で「代表」という立場にいると いざという時に、一番しっかりしていなければと 背負ってしまうことがある。 もちろん、情けない代表でいるよりも しっかりしている代表でいた方がいいと思う。 でも背負いすぎるということは チームを信頼していないことにもなる。 一人で神輿は担げない。 やれる人間がやれることをする。 やれることは一人ずつ違うからいい。 信頼を得たいならば 自分が相手を信頼すること。

『子』。

待てるのか。 めんどくさいなら。 しないこともある。 みまもり。 耐える。 共に育つ。 好き、嫌い。 それだけで 十分。

意味がわかると怖い話〜朝帰り〜

朝帰り 本編  今の状況を冷静に考えてみよう。  私がいるのは、薄暗い部屋の中。窓から差し込む半月の明かりが微かに部屋を照らしているから、日が沈んだばかりくらいの時間だ。この部屋がご主人様の別荘の一室なのは間違いない。それも、あまり使わなくなったものを置いているガラクタ部屋。とは言っても、ご主人様のご両親の執事さんたちがしっかり掃除しているからそんなに汚れてはいなくて綺麗だけどね。  贅沢を嫌うご両親は、使わなくなったものは捨てるんじゃなくてどこかに売ったり寄付をしたりし

野良猫が「帰るべき家」

わたしはその日の午後もピア通りの角にあるBIOショップに立ち寄り、スペルト小麦の丸いせんべいみたいなガレットを買った。そしてそれを持っていつものように、勝手に「宇宙ステーション」と呼んでいるちょっぴりミッド・センチュリー風のアパルトマン群の前を通り過ぎて、ビュットショーモン公園へと向かった(時刻は大体いつも午後の6時頃だ)。 6時という時間帯は不思議だ。母が言うには私が子供の頃、毎日大体この時間になるとなぜだかしくしく泣く出したという。母はちょうど夕食の支度に忙しいころで、

【臨時作成】中国・九州地方の8月雨量観測史上最大値のまとめ(参考)

【はじめに】 この記事では、令和3年8月の豪雨を受けて、中国・九州地方の気象官署の過去の「雨量(1時間、24時間、月)」の観測史上最大値を並べました。 ※データは「2020年まで」を対象とし、「2021年以降」は敢えて含んでおりません。各種報道などで伝えられる「最新の情報」に照らしてください。 ( 表の見方について )◯ 気象庁の「気象官署」が設置され、半世紀以上の観測歴のある地点が対象 ◯「1990年まで&2020年までの30年間」の『通年』での最高値と、観測開始以来

愛撫の手

お母さま わたしの足を誰かがなでているようです あらそう ここには誰もいないわよ なでているひとなんて お母さま くすぐったくってしかたありません そう あなた 誰もなでてるひとはおりませんよ 感じているのねあなた はい確かに 誰もいやしませんよ わたし以外は お母さまがなでておられるのですか? なでてませんよ 問題なのはあなたが 感じているということなのよ 足をさわられるなんて 感じてはいけませんか? お母さま なでられれば感じてしまうではないですか おか

ありえない光

今日の連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」。 主人公モネ(永浦百音)の師匠格である気象キャスター朝岡覚の過去が明らかになる。 朝岡は大学駅伝の選手だった。4年の時出場した大会で1月にもかかわらず熱中症になって棄権してしまう。 今日の注目は朝岡が自分の過去語りを始めるシーンだ。 場所はTV局のスタッフルーム。気象予報士チームが使っているコーナーだ。一見機材に囲まれていて、窓があるとは思えない。 朝岡が過去語りを始めると同時に照明が変わった。 まるで西日のような横から

トリセツ

 現在は活動を休止しておられるが、ある特定の女子にとってのカリスマである女性歌手にそんなタイトルの歌があり、大いに売れた。あの歌をどんな人が求め、素敵だと思ったのか。恋愛に関する一連の歌を歌う彼女が全ての女性の代弁者だと考えている女子の一群は確実にこの世の中に生息している。自分の価値観にピッタリであることが嬉しくて、当該歌手の歌を聴いて自分を慰めるのである。  歌詞を読むに、その歌手に共感(心酔)するタイプの女性たちは、相手に「こうあって欲しい」という願望の強い人だと言える。