見出し画像

野菜ジュースを飲みながら

久しぶりの青空に、重かった腰を上げて?庭掃除。冬に入って特に何もしていない菜園ですが、根菜がしばらく残っていますし、ケールがなかなか元気で、長ネギやガーリックがこのところグンと伸びてきました。家庭菜園の真似事ができるというのは、贅沢なことだとつくづく感じます。一本のとうもろこし、一つのかぼちゃ、基本水をあげるだけなんですけど、昨夏は手間暇なかなか大変でした。土に触れることで得たものはもちろんとっても大きいのですが、お金を出して買う野菜の見方が変わったことも一つ大きな学びです。

 野菜を作り、売る。これで生計を立てている人がいる。天候のみならず、買い手に左右されてしまう現実がある。今、ヨーロッパで起きている農家の運動は、理不尽な現状に対する、やむをえずの行動です。流通の仕組みも、声が上がらなければ私は知らずに過ごしていました。痛い目に遭っている人、甘い蜜を吸っている人、ある場面での強者は、ある場面では弱者でもあるでしょう。何かを犠牲にして何とかバランスを保っているかに映っていたものの行く末が、なんとか明るいものになりますようにと願い、署名をしました。

 随分と日が長くなってきたなと感じるこの頃。デトックス&クリーニングの時期が今年もまたやってきます。冬は休んでいたジューサーにもまた仕事をしてもらいましょう。若返り!の祈りを込めてジュースを飲み、野菜の絞りカスで、桜エビ入りのふりかけを作りました。ふりかけご飯や炊き込みご飯のおむすびが、今も実は一番好きだったりします。すする日本茶も美味しい。ああ、やっぱり食べることが好き。