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娘の卵アレルギー 発症から治癒まで


1歳になる頃に発症した娘ちゃんのアレルギーの話。

私は現在3歳半になる娘がいるのですが、
娘のアレルギー発症から 治癒までの経過を綴ってみたいと思います。

私の娘ちゃんは1歳になる頃に耳周りを搔きむしるようになり、
肌がカサカサしていたり、赤く炎症を起こしていました。

冬産まれなので1歳になる頃も寒くなってきていた時期。
掻くことはするけれども 特別それが不快で泣きわめいたり、つらそうにしている様子もなく、
いつも元気だったのもあり、
薪ストーブを焚いていたので、乾燥して痒いのかなぁ?と
その程度にしか思っていませんでした。

その時の対処としては お風呂上りや乾燥が気になる時に
カレンデュラクリームを塗って保湿に努めていました。

ところが保湿していても一向によくならず、
しばらくすると むしろ掻きむしりすぎて耳たぶの下が少し切れるような 耳切れという状態になっていました。

耳の下がうっすら切れているそれを発見した時はびっくりし、
痛そう💦と思うも それでも彼女はつらそうでもなく元気。

でもさすがに これはなんだ?!と気になるように・・・。
1歳児健診で 小児科に行った際に先生に聞いてみました。
小児科に行く前に もしかしたらアレルギーかな?と自分で思ったのが先だったか、
先生に言われてそれかもと思ったのが先だったか 忘れてしまいましたが、

診てもらうと先生曰く「アトピー性皮膚炎のような症状が出ていますね。」と。

アレルギー検査をできますか?と聞いてみたのですが、
「アレルギーはひとつのものが要因だけでなく、様々な要因が絡まって出ていたりするので 検査しても特定できるとは限りません」 と
確かそんなようなことを言われました。
(その小児科の先生はバカスカ検査したり薬を処方したりする方でなく、
本質的なところへの考察を持っている先生なので これです!と言い切るような問診でなく 親に考えさせる余白を与えるような方。
断言してほしい方にはちょっと物足りないかもしれないけれど;)

そう言われて 
“そうかぁ・・・。そいう感じかぁ・・・。
わざわざ検査しても という雰囲気? まぁ確かに複合的な要因で発症しているというのはあるかもな う~んでもどうしよう・・・”
と思っていた 私の気持ちを察するように、

先生が加えて言ってくださったのは、
「食物アレルギーかどうかを確かめたいのであれば、
小麦や乳、卵など気になるものを3週間除いてみるといいですよ」
というアドバイスでした。

それを聞き、その日は血液検査は結局せずに
それを試してみよう! と 早速 とりあえず小麦や乳、卵を控える生活を始めました。

元々、牛乳は飲ませていなかったので乳製品はヨーグルトや加工品に入っている場合くらいしか摂取していなかったので控えやすく、
ただ加工品に入っているものまでは細かく気にせずに大体控えるという感じでした。
小麦はパンケーキだったり、私が焼き菓子などのお菓子をよく作るので摂取することも多かったのですが、
これまた完璧までとは行かずとも3週間はなるべく減らし・・・

一番しっかり抜くことができたのが卵。
元々卵不使用のお菓子を作っていたので 卵がない料理、生活は割と実践しやすかったからです。

ということで、3週間くらいが経ちました。

すると先生が仰っていたように やはり食べ物によるアレルギーだったのか、娘のお肌の症状がやや軽くなってきました✨

そこから私が感じたのは きっと 卵だ!ということ。

そこから娘の食事とまだ授乳中だったので私の食事に卵を使わない生活を続けたところ・・・

3ヵ月程経ったら見事に湿疹がほぼなくなり、綺麗なお肌に✨

(そういや 確か小児科の先生、3週間抜いてみて 効果があったら
3ヵ月続けてみると良くなります と言っていたような?
それで続けてみようと思ったんだっけ?)

ということで 卵アレルギーだ!と確信してからは
卵はしっかり除去、小麦と乳は摂っていましたが
やはりそれで症状が回復してきたので 
娘は卵アレルギーだったんだな という結論に至りました。

と、お肌は綺麗になったものの、
ずっと卵が食べられないのも切ないかしら・・・ と
少しずつ慣れて 卵アレルギーを克服できれば と、
また時々少量を与えてみたりするものの、
そうすると やはりまた症状が出て・・・

と見事に卵に反応していました。

そんなこんなで半年~1年近く、 行ったり来たりしながら
歩んでいたのですが、
娘保育園入園にあたり アレルギー除去食をお願いする必要があり、
ようやく血液検査をすることになったのでした。(娘2歳3ヵ月)
(前回の小児科でない いわゆる一般的感覚な小児科)

で、受けてみた検査の結果ですが、
なんとびっくり! 
食べ物や花粉、動物アレルギーなど、13種調べてもらったのですが、
数値としては陽性と言われるような数値はどれも出ておらず、
鶏卵さえも然り。

少し摂取すると明らかに 反応が出るのに こんな風に数値ではそこまで
検出されない場合もあるんだなぁと 知りました。

そしてアレルギー克服に向けての食べ方についても。

元々反応が出ると言っても 皮膚炎として出るくらいで
アナフィラキシーなど 命に関わるような度合いでなかったので、
慣らしで食べさせるにも やり方などを調べずに
適当に 様子を見ながら感覚であげてしまっていたのです😂💦
(これ、我が家の場合にはそれでも大丈夫でしたが、
本当に我が子をしっかり見て感じられる方はともかく、
人によっては命に関わることなので 
ちゃんと知って段階を経てやっていくことをおすすめします。)

その小児科では
まずは生でない火を通したものを8分の1くらいから、
様子を見ながら1/4、1/2・・・と試してください とのことでした。

といっても私は適当~感覚人間なので しっかりきっちり計測して・・・
とは結局やらなかったのですが😂💦

ということで 保育園に入園してからは園では卵除去食、
家では様子を見ながら摂取という形を続けていきました。

2歳台の時は 摂取量によってはやはり炎症が出ましたが、
成長と共に卵に対しての免疫ができてきたのか、
3歳の誕生日を過ぎた頃から 炎症が起きなくなってきたこと、
肌がすっかりつるつる綺麗に、強くなってきたなぁ というのを感じるようになりました。

現在年少さんになり、
もう1年除去食はお願いしていますが、前年よりも 少し緩めた内容にしてもらい、
3歳半の今は家で卵かけごはんを半玉分かけて食べても何も出ないまでになりました^^


娘の経過を見ていて感じたのは
アレルギーが発症したのは これだけではないかもしれませんが、
上の子がいて早くから食べたそうにしてたことから 
離乳食を割と早めから いろんなものを与えてしまっていたことが
まだ未熟な消化器官に負担をかけてしまっていたのかな ということ、
そして年齢と共に明らかに肌も消化器官も成長して強くなってきているなぁという変化。

我が家の場合は軽度でしたが、
アレルギーをいくつも持っていたり、アナフィラキシーを起こすおそれもあるお子さんをお持ちの親御さんは
何かと日々の食事に神経を使っていらっしゃることと思います。
とても頭が下がる想いです。

アトピーはお母さんの状態がこどもに反映するなど、
口にするものだけでない部分も影響していると言われてもいます。

いずれにしても お子さんも自分も責めることなく、
付き合っていけるといいのかな と思います^^🍀


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