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組織と個人の対話

昨日とあるインタビューでの自分の発言を校正していて。表題の部分に対するアプローチに関心あるんだなと改めて思いました。自分にとっての挑戦でもあるんだけど。

組織との対話は私自身、不得意なことでもあります。子どもの時期の家族に対しての対話が上手くできず悩んできた経験があるからです(結局上手くいった=お互い納得のいく結論で対話を終えたことはなかったけれど。)

私が感じるこれからの時代は、個々人の主張は強くなると思います。強くなるというか当たり前のように主張するようになると思う。それはいろいろなものがパーソナルなものになったからだと思うけれど、その個々人と組織は対話することを迫られると思うのです。旧態依然としたトップダウンという組織論も残るかもしれませんが、おそらくはどこかのタイミングでその組織の数は入れ替わる。

人材不足と言われるわけだけれど、逆に個々人が求めるなかで働ける働き方ができるならば人員補填はできるはずで。その個々を尊重することと、組織として一体となる(同じ目的、ビジョンに向かって事業を進めるメンバーシップ)ことが両立できるあり方は、先を行く組織では探し始めだされていると感じます。

個々と組織=異文化と集合体というテーマは、これまで人がずっと悩み続けてきたものの一つだと私は思いますが、その課題に対して向き合い答えを探す姿勢こそ人の可能性の真価、とまで私は思います。単純な個人わがままが尊重されるわけでもなく、組織が個人をつぶすわけでもない、お互いが尊厳をもって共存する。そのあり方を私も見つけてみたい。

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