Doスポーツ事業者が今オンラインでできること
先日は、Doスポーツ事業者4名でオンライン会議を開催しました!
それぞれが、様々な方と情報交換をされているようですが、その中でも「オンラインについてここまで深堀りする機会はなかった」という声があったので、オンラインでできることを一度整理してみたいと思います。
まず全体像としては、このような感じで捉えています。
※縦軸が一方通行型か双方向型か、横軸がスポーツかそれ以外の内容かという分け方をしています
1.スポーツ×オンラインの取り組み
右下のように、ZOOMを使って開催するなど、スクールのオンライン化の取り組みが増えてきていることと思いますが、家庭ごとのwifi環境や機材(スマホかタブレットかPCか)でも変わってくるということで、環境により受講できない生徒もいるようです。(スマホだと厳しい、PCは親が仕事で持って行ってしまって自宅にないなど)
そこでやるべきは、右上のように、与えた課題を動画に撮ってもらい、送ってもらって添削するという双方型の活動が効果の面でもいいと思っています。(これなら生配信の時に参加できなくても問題ないと思われます)
※私自身もボールの投げ方指導でそのやり方を取り入れています。
2.スポーツ以外の周辺領域×オンラインの活動
一方で、今だからこそできることがないかということで、左下のような
・チーム戦術の勉強
・栄養のこと(食生活)
・お金の勉強
などを実施しようという動きも共通していましたし、
それ以外の内容も含め、Facebook、インスタグラム、youtube、メルマガなど、様々な媒体を活用して発信することができるでしょう。
ただしここで課題として浮かび上がっているのは、
・オンライン疲れ、自粛疲れ
・(公園などの)運動環境
といったことが挙げられます。
ここに対して、現時点で、明確な解決策を示せる状況ではありませんが、一つはなるべく一方通行型にならないように、双方向型の場をつくることが重要だと考えています。
スポーツは、座学の授業とは違ってそもそも能動的な行為なので、オンラインとの相性がよくない側面もありますが、スポーツ以外のコミュニケーションにおいても双方向型の場を検討できないかと思っています。
※私の総合型地域スポーツクラブの場合、スクールではないので、左上の活動が主となっています
そして、心・技・体のうち"心"を鍛えるのに、今は良いタイミングではと思いますので、こちらの双方向型の活動もおススメですし、左側のスポーツ以外のコミュニケーション領域でまだ考える余地はあるかなと思っています。
最後に、運動環境ということで、競技志向のスクール生はまだいいのですが、それ以外の方々の運動不足解消のニーズがつかめていないのが課題でもあります。
※これに対して以前考えたのはこちら↓↓
ここ数ヶ月であがっている様々な動画を見ても、継続性がもちづらいでしょうし、ゲーム要素の有無がポイントだと思っていますが、室内でも可能なwiiやesportsの中でもより身体性を伴うものがないか、調査していきます。
そして、単体でできることが限られるという声もあり、事業者同士で連携できないかということも今後検討していきたいと思います!
追伸:
1.クラブ全体としては、目先のお金のことを考えながら、オンラインでできることを模索するだけでなく、長期的な視野で考える必要もあると思っていて、そのあたりは下記にまとめていますし、今後は再開に到った際の運営のガイドラインも考えていきます。
2.Doスポーツ組織で今できることを深めたい(同業または近い業種の方と交流したい)という方は、こちらのFacebookグループでお待ちしております!
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