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コミュニティで異質な人が集まる理由

先日のnoteでは、コロナ禍で使い始めたサービスについて触れました。


その一つでもあるyentaを通じて、先日はコミュニティに関心ある方とお話させていただきました。

自分自身で客観視できるに越したことはないですが、どんな立場の方であれ、話をすることで新たな気づきがありますね!

その時にいただいた質問の中から、普段あまり言葉にすることがない内容もあったので、今回シェアしたいと思います。

これまでにやってきたコミュニティについてはこちら↓↓


1.自分でどのあたりがコミュニティ運営に向いていると思っているか?

そもそもの前提として、コミュニティ運営は様々なタイプの方がやっていいものですし、それぞれの特性・強みを活かして運営していけばよいと思っています。(弱みを補ってくれる人と一緒にできると理想ではありますが・・・)

ただし、その中で自分が向いているなと感じているのは、

(1)強烈なリーダーシップがないこと
(2)普段のコミュニケーションから話すより聞くことの方が主であること
(3)幅広い人を集めて中立性を保てること

だと捉えています。


(1)と(2)は共通する部分もあるかもしれませんが、いわゆるぐいぐい引っ張っていくタイプではないからこそ、参加者側の主体性を引き出すことができているのかなと思います。

また自分自身、話すのが苦手で、コミュニケーションの輪に入れない経験もしているからこそ、そういう人がいた時には、孤立させずに話を振るということを自然にやっています。


2.何が続けているモチベーションになるのか?

9年以上コミュニティを続けているのが当たり前のようになっていますが、
客観的に見たら不思議ですよね(笑)

どんなところにやりがいを感じているかというと、

(1)興味ある人が継続的に増えていること
(2)定期的に新しい人に出会えて、新しい動きが生まれること
(3)異質な人をつなぎ合わせて、新しい化学反応が生まれること

になります。


(1)は自分自身にとってはけっこう重要で、一生懸命営業して集めないといけなかったら続いてないでしょう。

自然と(と言ってももちろん仕掛けはありますが)、興味ある人が増えていて求められているということが自身の場合は必須だと思っています。


それに加えて、自身がやっているコミュニティは、異質な人が集うようになっていて、そういうスタンスのコミュニティはコミュニティ全体の中で見ても希少だと思うのでやりがいを感じています。

スポーツコミュニティであれば、一般的にはレベルや開催日時(曜日・時間)が限定されることによって、年代の近しい人で固まる傾向にありますが、自身の場合、志向や価値観で対象者を絞っていることで、年代や業種を超えた交流が生まれています。

スポーツ事業者のためのオンラインコミュニティでも、総合型地域スポーツクラブやスポーツビジネスという軸でのコミュニティだと同質な人が集まってくる一方で、自身の場合は、地方創生や地域課題解決をテーマにすることで、スポーツの中でも幅広い業種の方に興味をもっていただいていると思っています。

今後も様々な業種の方と接することで新たな価値をつくれればと考えています。

3.たいへんな部分、悩ましい部分は?

こちらについても、たいへんな部分や悩ましい部分があることがもはや当たり前と思うようになって、そこまで深く悩まなくなったかもしれません。

両極端の意見があがる(スポーツで言えばレベルが高いと感じる人とレベルが低いと感じる人の両極端いるなど)ことや、オンラインコミュニティの場合だと盛り上がりにくいなどが挙げられるかなと思いますが、完璧なコミュニティは存在しないと思っていて、悩みを放棄するわけでもなく、どのように向き合っていくかが大事なのかなと捉えています。

いずれにしても、以前よりクレーム的なものは格段に少なくなっているので、恵まれているなということは痛感しています。

そのあたりについては、こちらの内容も参考にしていただければと思います。



最後に、「好きを仕事にする」という話題も挙がりましたが、あくまで周囲が求めているかが前提にあると思っていて、自身にとってはそこ(求められていること)まで含めて初めて好きなことになり得るのかなとも思っています。


追伸
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