#読書後記 「奇跡の組織」

最高の働き方を導き出す、セムコスタイルについての本。
人事部なし、組織図なしといった、
これまでの管理マネジメントとは違ったスタイルで
チーム経営を行なっている会社の仕組みが書かれてあります。

真に生き残っているのは、
いつだって人を大切にしている企業だよ

秦 卓民. 奇跡の組織
~「最高の働き方」を導き出すセムコスタイル5つの原則~
考え方の中で、重要な5大原則

原則1:信頼
原則2:代替コントロール
原則3:セルフマネジメント
原則4:徹底的なステークホルダーアライメント
原則5:創造的イノベーション

最低限のルールで自主性を高めるコーチングを行うことで
個人のパフォーマンスが上がるように仕組みが作られています。

リーダーとしては、この環境下で
生産性の高いメンバーをいかに育成するか
テレワークが進む中で能力開発をいかに行うか
が課題になってくる、と感じています。

セムコ社では数十年前からテレワークを推進し
会社という場所に縛られない働き方を導入していました。
仕事中心ではなく、社員の幸福度にベクトルを向けています。
だからこそ、その意味が集約されている上記の引用のみを
記載しました。

社員のパフォーマンスをあげ、チーム課題を自分ごととして捉える
本質的な働き方改革を行なっています。
今後の組織開発にはぜひ参考にしたい考え方です。

読まないとわからない、伝わらない部分が多いと感じたので
多くは引用せず、感想メインに留めました。
セムコ社代表のリカルド・セムラーが出した
「奇跡の経営」も合わせて読みたいところ。

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