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ANGERSWING#37

1週間ぶりの稽古。どれくらい台詞が落とし込まれているかなと思いながら臨んだけど、やっぱり薄かった。
稽古以外の時間に何かをするってなると、それはどうしても一人で黙々と、あるいはぶつぶつとやるような作業が多くなるし、それってやっぱりなかなかインプットされにくいのだなと感じた。

稽古で読み合わせて、台詞を間違えて、また修正して、読み合わせてということをした後の方が圧倒的に台詞の定着率が高い。
早く台詞を覚えたくて、ずっと空で唱えている。でも展開を丸ごと忘れてしまうこともあるので、そのたびに鞄からミニ台本を取り出して確認する。すごく地道だ。

前回の稽古に引き続き、前半後半の二部制。
台本を計4周読んだわけだけど、そのたびに自然と集中力は高まって、エネルギーも使い続けるわけなのでとても疲れるし、アドレナリンみたいなものも多分出ている。
だから前半が終わったあとにはプールに入りたくなる。
稽古場にプールが併設されているので、チャンスがあればざばっと水浴びをして、あらゆるものを削ぎ落としてから改めて後半の稽古に臨みたい気持ちも強い。けどまあ、前半後半の間が30分なので現実的ではないかな。

稽古を外側から見てる分には色々と気づけるし、気づいた上での伝える言葉みたいなものも考えられるけど、やっぱり自分がプレイヤーになると基本的に自己判断で色々と変えたり調整したりってことになるので、道筋が見えにくくなる。自分にかけてあげられる言葉がなかなか見つからない。

読み合わせ4周の4周目に、笑顔で居続けなければならない人をチャレンジとしてやってみた。ちゃんと根拠はあった上でね。でも選択としてはまあチープかなあと思ったけども。
チャレンジをすると決めたら最後まで貫いてみようと思って、無理があるようなところも無理矢理押し通した。稽古場で試したいと思ったものは試したいから。
結果として、ものすごい負荷になった。その負荷が正しい方向性のものなのかは判断しづらいけど、もうちょっと精度を高めてチャレンジを続ける価値はあるかもしれないとは思った。

この先もひたすらにチャレンジをして、あっと思ったら簡単に手放して次に行くということをやり続ける。

もっと細かい事実の整理と情報のインプットをやり続けよう。

ゆるゆると、だヨ。

<日本劇団協議会主催>
日本の演劇人を育てるプロジェクト
新進劇団育成公演

劇団Q+
『ANGERSWING /
アンガーズウイング・アンガースウィング』
ー家族の庭、その香りは秘密をささやくー

脚本=弓月玲 原案・演出=柳本順也

◎日程
2024年7月3日(水)〜 7月7日(日)

【公演スケジュール】
7/3(水)W 19時~
7/4(木)S 19時~
7/5(金)W 14時~/S 19時~
7/6(土)S 13時~/W 18時~
7/7(日)W 12時30分~/S 16時30分~

【チケット】
前売一般 = 4,500円
当日一般 = 5,000円
U22= 3,000円

◎劇場
下北沢 駅前劇場

⋱チケット発売⋰
2024 年 5月 1日(水)予約受付開始!

●ご予約URL
https://act-pit.com/events/view/?eid=0kDlB28a

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