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日経新聞を読んで変わったことと、推しを通して経済を知ること

バンギャ活動に勤しんでいた学生時代やサブカルまみれの社会人になりたての頃の私に、「アラサーになって日経新聞読んでるよ」と伝えたら「ヒィ」と逃げていくに違いないと思っている。音楽やアート、小説まみれの10代〜20代前半を過ごした私。そして大学の専攻は美術。経済の「け」の字に苦手意識を持っていたし、お金だって嫌いだった。

そんな私が毎朝日経新聞を読むようになった。もともと活字中毒気味だったので新聞の活字には抵抗があまりなかった。1ヶ月日経新聞を読んだのだけれども物事の考え方や生活に変化があったので、メモとしてnoteを書こうと思う。

それに加えてかつての私のようなアート畑で育ってきて経済になかなか興味を持てない人でも、楽しみながら最低限の知識をインプットできるヒントもお伝えできたらなとも思う。

日経新聞を購読して変わったこと1:分かりやすい文章を学べる

日経新聞を読む以前の私の情報収集源は主にインターネット。検索したいキーワードを打ち込んで目についた記事をピックアップ。そんな形で私自身の知識を増やしていた。だけれども、インターネットの記事は玉石混淆。きちんと監修された記事もあるけれども日本語がおかしな記事さえある。(私も人のこと言えないけど)

一方で新聞はプロの記者が書いている。それも短時間で、かつ限られた文字数で。それゆえに文章の精度や分かりやすさが格段に高い。日経新聞を読むことによって経済や国際、政治の最新情報を把握できるうえに、分かりやすい伝え方も勉強できる。

特にコラムにあたる春秋は、ユーモラスに時事ネタをピックアップして説明されているから面白い。物事の伝え方、ウィットに富んだ文章の書き方だとか。毎日書き写しております。ありがとう、春秋。

日経新聞を購読して変わったこと2:思考の幅が広がった

私は日経新聞を紙媒体で購読しているのだけども、インターネットと違って紙面では興味のないニュースも載っている。見出しから「これ、気になるな〜」と思ったものを読むようにしているのだけれども、日経新聞を購読するようになって明らかに私の視野が広がった気がする。

1ヶ月読んでみると自分自身がどの分野に興味を持ちやすいのかが掴めてくる。私は国際面がお気に入りのようで、最近だとトルコ情勢やベラルーシ問題、台湾と中国の関係に興味を持っている。気になったら調べちゃう体質なので、日経で気になったニュースは海外でどのように報道されているのかも調べたりもする。Evernoteにまとめてちょっとドヤ顔。楽しい。

そして何よりの気付きが、自分が興味を持った海外ニュースが巡り巡って日本の経済にも繋がっているということで。それはごく当たり前のことかもしれないし、日経新聞を読む前の私もそう思っていた。でも日経新聞を読むようになって世界のどこかで起こっている出来事が、一見日本とは関係なく思えても実は奥底で繋がっているんだなと実感している。

日経新聞を購読して変わったこと3:ライターの仕事に活かせる

ライターの仕事では様々なジャンルの記事を執筆している。日経新聞を読み始めて思うのは、クライアントに面白いネタを提案できるようになったことかもしれない。

クライアントのメディアが取り扱うジャンルに関係する記事をチェックしつつ、「これネタになるかも!」と思ったものはメモ。そのあとどのような現状なのかGoogle先生で調べてみて、「こう見せたら面白いかもな」と企画を考えて提案。元から情報収集が大好きなのだけれども、ネットニュースと違って日経新聞は紙面に掲載されるニュースの本数に限りがある。限られたネタの中からライターの仕事で活かせそうなものをピックアップする作業が楽しい。

かつての私へ。経済に興味を持つヒント1:家計簿をつける

「家計簿をつけるのは当たり前よ!」とパンチされそうだけれども、日々のお金を記録している人はそんなに多くないのでは?と思う。経済に興味を持つヒントとして大切なのは、まず自分自身のお金の流れを把握することだ。

…と、かつてお金をジャブジャブ使っていたバンギャだった私が自信ありげに言えることではないのだけれども!汗

「家計簿つけるのが習慣になるのかな?」と心配な方にもおすすめしたいのが細野真宏さんの家計簿。手書きだけれども予定を書き込めたり、お得なお金情報も記載されているなど、毎日続けられる仕組みに。ズボラな私でもこの家計簿には毎日触れていました。

家計簿をつけることで月々の支出も把握できるだけじゃなくて、普段から自分がどんなことにお金を使うのかということも分かる。それゆえ自分自身の価値観もおのずと分かる。本当の自分を求めてあれこれ自分磨きするよりも家計簿をつけて価値観を知る方がよっぽど有意義だと思う。

かつての私へ。経済に興味を持つヒント2:俯瞰して作品を鑑賞する

経済の勉強とはかけ離れているかもしれないけれども、自分の好きなことを通して経済を知るのが手っ取り早い学び方だと思う。私は小説や映画が好きなので、フィクションを通して経済の視点から作品を分析するようになった。

これまでは登場人物の感情や心理を中心にストーリーを追っていたのだけれども、経済も日常のひとつ。作品で描かれているのはどのような社会なのか、その社会で儲かりそうな仕事は何か、税率はどのくらいなのか……などと考えながら鑑賞するとより一層作品への愛着が増すし、経済も面白くなる。

ちなみに私は「エヴァンゲリオン」で描かれている第3新東京市の経済事情についてここ1年くらい考えている……!もし経済学部だったら論文のテーマにしたかった。笑 「エヴァンゲリオン」の世界はどんな経済なんだろうと思っていたらmixi(懐かしい)にも似たようなトピックがあってびっくり。

かつての私へ。経済に興味を持つヒント3:推しに関係する業界のニュースをチェックする

推しは私の心のインフラとも言えるべき存在なので、そこから世界を眺めるのはとても楽しい(……ということに共感してくれる人がいたら嬉しい)

そして経済を理解する点においても推しの存在はとてつもなく大きいのだと実感している。私の推しは知名度の高いグループに所属しているので、雑誌やTV、Webメディアへの露出が多い。他にもコンビニの一番くじや鉄道会社のスタンプラリーなど、多くの企業のキャンペーンにも起用されている。

そのこともあり、推しが関係する企業のニュースをチェックするようになった。決算書も少しずつ読めるようになったりするとIR情報にも興味を持ち始めた。そして株価と日経新聞をチェックする。「こんな感じで世の中が回ってるんだな」と気付く。全ての道は推しに通じる。マジでそれ。ありがとう、推し。オタク、経済回していこうな!(そこ?!)

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推し活は文化です。

経済の勉強をこれからも続けていこうと思う

大学時代は美術を勉強していたり、文学や映画が大好きな身だけれども、経済の知識があるとより一層作品への理解も深まる。そのうえ、推し活を通して色々な企業を知れる。

他にも、日経新聞を読んで節約ネタを知ったり、家計簿をつけることによってより良い推し活も充実する。経済と生活(推し活)は密接に関わっている。だからこそ今後も日経新聞を読んで考察したり、生活に活かしていけたらなと思う。

また来月も日経新聞を読み始めて2ヶ月経った所感をnoteに記録したいと思う。明日の朝刊が待ち遠しい!

ちょっとした息抜きに書いたnoteを読んでくれてありがとうございます。

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