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【第98回】中毒性という言葉が似合いすぎる不思議なラーメン

どうも、yopparaideskaです。

第98回目は、秋葉原にあるスパイスラーメン屋さん。

東京はラーメン屋さんが多い。
そして、独自に進化を遂げ、もはや「ラーメン」という括りを超えたラーメンが主流になっている。
そんなラーメン屋さんが多い東京で、秋葉原という街はラーメン激戦区といっても過言ではないだろう。

例えば、「麺処 ほん田」「青島食堂」「粋な一生」「らーめん天神下 大喜」等々ラーメン好きなら誰もが知っている有名店が多い。

そんなラーメン激戦区秋葉原で個性抜群で大人気のお店があるらしい。

そのお店こそ、

行ってきましたよ、”スパイス・ラー麺 卍力”

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王道の醤油ラーメン、豚骨ラーメン、塩ラーメンではなく、はたまたつけ麺でもなく、「スパイスラーメン」という独自路線で人気を博すお店。

果たしてその味は、、

店舗詳細

店名:スパイス・ラー麺 卍力
住所:東京都台東区台東1-10-5 1F
アクセス:JR秋葉原駅から徒歩5分、銀座線末広町駅から徒歩7分くらい
混雑状況:13:00頃到着。4名の待機列が。10分ほど待って入店。

この日は並んでいる人は少なかったが、常に行列ができているらしい。
僕がお店を出た12:40過ぎでも行列は続いていた。

秋葉原といえど、少し駅から離れているのに毎日行列ができるということは本当にすごい。

外観は、「卍力」と書かれただけの非常にシンプル。最近のラーメン屋さんはシンプルな外観が多いような気がする。

店内は、カウンターが10席程度とかなりこじんまりとしている。
その割にスタッフが4人くらいいてびっくりした。
それだけ調理工程があったり、丁寧な対応をしたりしとるってことか、、

メニュー詳細

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・スパイス・特製ラー麺 1,220円
・肉飯         270円

メニューは、スパイス・ラー麺にパクチーを乗せるのか、味玉を乗せるのか、チャーシューを乗せるのか等を選択するスタイル。
スパイス・ラー麺以外につけ麺とスパイス味噌坦々つけ麺という魅力的なメニューもある。
基本的にどのメニューも辛さの調節ができるみたい。

さらに、サイドメニューの肉飯にもこだわっているようで、肉飯とスパイシー肉飯の2種類もある。

料理レビュー

注文して待つこと約10分、肉飯の到着。

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遅れること数分スパイス特製ラー麺も到着。

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スパイス特製ラー麺は、
ラスボス感がある黒茶色のスープに麺と野菜炒め、その上にチャーシュー、味玉、最後に大量のパクチーを乗せて完成。
お皿の白色、スープの黒茶色、パクチーの隙間から見えるチャーシューのピンク色、パクチーの緑色が彩鮮やかで食欲をそそる反面、
初めておはぎを見た時のようなちょっと戸惑いのようなものを感じた。

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麺は、
細麺ストレート。
小麦の風味が強くスパイシーなスープの味に負けてない。
細麺ストレートな分喉越しはいいが、個人的には縮れ麺の方がスープと相性がいいような気がした。

スープは、
スープカレーよりもスパイシー感をより強くして塩味が強い感じ。
酸味があるため、スープのベースはトマトかもしれん。
味付けは、うま味調味料やウスターソースを使っているのか、珍しい味なのに親しみを感じる。
イメージよりもスパイス感が強くなく、カレー味が強かったなという印象。
ただ、なかなかここでしか食べることができない味なのでクセになるのはわかる気がする。

チャーシューは、
豚肉で、ものすごく食べ応えがある。
低温調理をされているからなのか、程よいピンク色が美しく、柔らかい。
独特の豚肉の香りはありつつ、逆にその風味がパクチーとの相性が抜群で美味しかった。

味玉は、
しっかりと味がついており、半熟具合も完璧でした。
スパイス味というよりかは、出汁というか醤油ベースの和風の味付けで美味しかった。

野菜炒めは、
もやし、ニラ、ブロッコリーが入っており食感も味もナイス。
提供する直前にサッと炒めてあるため、高温で炒めた油の香りが口一杯に広がって幸せな気分になる。
もやしとニラを炒めたものをラーメン等の麺類に乗せるのはよく見るけど、ブロッコリーまで入っとるのは初めて見た。
ブロッコリーがスープを吸収しているため、ブロッコリー自体にもしっかりと味がついて食べ応えが増すのが素晴らしい。

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肉飯は、
炊き立ての白ご飯に形が崩れそうなくらいに煮込まれたチャーシューがたっぷり乗せられ、仕上げにネギがどっさりと盛られた一杯。
チャーシュー自体にすごく味がついているため、ご飯が進む進む。
さらに、ネギシャキシャキとしたの食感が加わることで、さらに食用を増進させる。
この量、クオリティで270円は素晴らしい。

おすすめの食べ方は、肉飯を半分食べたら、
肉飯にラー麺のスープをかけて食べたり、逆に肉飯をスープに浸して食べたりすること。
是非やってみて。

接客

接客は、ラーメン屋さんとは思えないほど丁寧でした。
外で待っているお客さんの配慮しかり、メニューの説明しかり。

ただ、一つ残念やったのが、トイレに行っとる間に商品が来たこと。
これは飲食店としてはやったらだめよ。(まあ麺類は仕方ないか、、)

まとめ

総じて、個性的で面白いラーメンでした。
特別何かが美味しいというわけではないけど、こういうラーメンもありなのかと勉強にもなったし、ここでしか食べられないというオリジナリティはすごいと思う。

中毒性がある理由がなんとなくわかりました。

まあでも、2回目はないかなー

Instagram詳細

Instagramでは、より多くの料理の写真を投稿。
レビューはないけど速報性とビジュアル性に優れている。また、600弱の過去に訪問したお店のレビューも見ることができるよ。

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