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「死ぬのが怖い」真の理由とは?

はじめに

今日は死についての
備忘録を書きました。

「死」は誰にでも
100%やってきます。

不老不死は存在しません。

私はよく「死」について考えますが、
正直、死ぬのがとても怖いです。

ですが、
歳を取れば取るほど、
体の衰えを感じ、
特に最近は一歩ずつ
死に近づいている
実感が出てきました。

でもなぜこんなに
私は「死」が怖いのか?

そのことに対する一つの
答えをある本から見つけました。

「死」との向かい合い方

「加齢」と「死」は、
私たちが良い人生を過ごせたことに
対する対価だと思えばいい。

たしかにこう考えると、
死ぬのが怖い人程、
実は良い人生を送れて
いたということになります。

美味しいディナーには、
高額な請求書がつきものだ。
カレーソーセージに高いお金を
出すつもりはないが、
一級品のワインを飲みながら、
素晴らしい人たちとともに味わう
星付レストランのフルコースになら、
私は喜んで代価を払おう。

時々、死ぬ間際に人生を
振り返るシーンを
思い浮かべることがありますが、
実際には、現代の三代死因は、
「心筋梗塞」「脳卒中」「癌」

最初の二つは、
死ぬ直前にさまざまな
想いを巡らす時間はありません。

また「癌」についても、
最後の時にそのようなことを
考えるのは難しいと考えられます。

結局、死の直前の想いをと、
これまでの人生はまったく
別物であり、死ぬ時のことを
考えても意味がありません。

そのことによって、
今を生きること、良き人生を
生きることから意識が、
それるだけのことです。

ピークエンドの法則

ピークエンドの法則
をご存知でしょうか?

ピーク・エンドの法則とは、われわれは自分自身の過去の経験を、ほとんど完全にそのピーク(絶頂)時にどうだったか(嬉しかったか悲しかったか)ならびにそれがどう終わったかだけで判定する、という法則である。

最期の印象が、評価に大きく
影響するということになります。

大物俳優たちが、
伝説として語り継がれるのは
ピークエンドの法則が大きく
作用しているのですね。

「加齢」とともに個人差はあるものの、
人生のピークは過ぎ去ります。

だんだんと衰える体、精神…

その衰えが大きい程に、
人生のピークと比べて幸福度が
下がっていきます…

だからこそ気をつけないれば
いけないことがあります。

それは、
人生最期の時期だけで
自分の人生を
評価してはいけない。

ということです。

おわりに

死は必ず訪れるので、
今は死ぬ時のことを想うのではなく、
しっかりと良い人生を過ごすこと。

Mr.Childrenの名曲「花」の
サブタイトルにもある
メメント・モリは、ラテン語で
「自分が必ず死ぬことを忘れるな」
「死を忘るなかれ」という意味です。

「常に死を想う」ことは、
「しっかりと今を生きなさい」
というメッセージでも
あるのかも知れません。
※あくまで個人的な解釈です。

いずれにせよ、
私は悔いのない人生を
送りたいなと日々考えています♬

参考文献:ロルフ・ドベリー(著) 
安原美津(訳)『Think clearly』
2019年、P207ーP213

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