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ロードバイクに乗っていると血糖値が下がる理由

ロードバイクに乗っているとかなり劇的に血糖値が下がる。
具体的には、200近くあったものが、80台半ばになったりする。

なぜか考えてみた。

やっていることは、基本的に有酸素運動だ。
有酸素運動といえば、ウオーキングやジョギングなどもある。

私は、いつもジムでウオーキングをしている。
また、飲み会の帰り道、タクシーに乗らずに歩いて帰ったりもしてみた。

どちらも効果がある。
しかし、どちらも、ロードバイクの方が安定的な効果が出るような気がする。

なぜなのか考えてみた。

1つには、負荷の掛け方。
もう1つは、頭の使い方。
ではなかろうか。

負荷に関して

負荷に関しては、私は鼻呼吸ができる限度を超えないようにしている。そうしないと無酸素運動になりがちだからだ。

反対に鼻呼吸がギリギリできる限度近くまでは、負荷をかけるという方針でやっている。

この調整がロードバイクの方がし易い。
なぜなら、口呼吸になりそうだったら、負荷を下げるだけではなく、そもそもペダルを漕ぐのをやめ惰性で走ればいい。

それだったら、ウオーキングも歩くのをやめればいい理屈になるが、歩くのをやめるとリズムが崩れる。

また、ウオーキングで強度だけを意識して歩くのは、可能だがあまり楽しくない。ついコントロールを外してしまう。

ロードバイクは、意識のほとんどを自転車の操作(もっといえば周りの環境にも)に集中している。そうしないと落車や事故につながる。

鼻呼吸を、維持するのに向ける意識の割合は少ない。
つまり、あまり苦痛ではない。
したがって、コントローし易い。

頭の使い方

ロードバイクは、ウオーキングやジョギングに比べて格段に危険が大きい。

ウオーキングは、トレッドミルに乗っている時はもちろん、歩道を歩いていても危険な目に遭うことはそうそうない。

対して、ロードバイクは路面の凹凸や、路面にある小石や砂などにも注意を払って乗る。そうしないと、自転車が思わぬ反応をして最悪落車する。

ましてや、車の通る道など気を抜けば事故につながる。
周囲の環境に常に注意を向け、一瞬たりとも気を抜けない。
常に危険を感じながら、乗っている。

自転車を漕ぎながらバランスを維持し、全身の感覚をフルに動員して周囲の情報を集め、瞬時に判断し続ける。
少し誇張して言えば、これを体や命を張ってやっている。

逆に言えば、そういう乗り方をしている。
当然、頭はフル回転。

ところで、頭・脳はブドウ糖を消費して働く。
ブドウ糖だけを消費する。

となれば、頭をフル回転すると糖を消費する。
つまりは、血液中の糖を大量に消費する。

その結果、血糖値が下がる。
ということじゃなかろうか。





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