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SPACE

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星や銀河、宇宙に関する記事です。 おお綺麗!から始まり、不思議だなとか、どうなっているんだと、 好奇心の向くまま
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2022年12月の記事一覧

竜の卵                                     …

この発光星雲には、竜の卵という名前がついています。 正式名称は、NGC 6164。 この美しい形…

yasu
1年前
29

重なって見える、楕円銀河と渦巻銀河

左側の白い楕円銀河と右側の渦巻銀河を一見すると楕円銀河からのチリが渦巻銀河に伸びているよ…

yasu
1年前
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太陽の表面は滑らかではない

太陽の表面は滑らかではない。 こういうと、それはそうだろう、核融合が起こっている水素の塊…

yasu
1年前
29

テルナテの黒い太陽

天体の写真は、綺麗で息を呑むようなものも多く、魅了してやまない。 しかし、そんな美しい天…

yasu
1年前
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太陽の大きさは、変わる

月と太陽はどちらが大きいかという記事を書いた。 月が近地点にある場合と、遠地点にある場合…

yasu
1年前
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月と太陽、どちらが大きい

月と太陽は同じくらいの大きさだと知っていると思う。 もちろん、実際の大きさではなく、我々…

yasu
1年前
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溶ける太陽とヴィーナス

マグマ溜まりから湧き上がってきているような太陽。 その太陽の額に黒く刻印を押すヴィーナス(金星) ドラマチックな映像だ。 場所は、黒海。 時刻は日の出の時。 太陽の下部が溶けて海に流れているのは、そう見えるだけ(言うまでもない事だけど)。 水平線上に冷たい空気の塊があると、光の屈折の関係でこのように見えるのです。 このような太陽をその形から、Etruscan Vase(エトルリアの花瓶)と呼ぶ。名付け親は、なんとジュール・ベルグだそうだ。 エトルリアの花瓶は、そう珍し

冬至・夏至 太陽と星空

冬至の時、太陽は地球天球上の黄道(太陽の通り道)の一番南側に位置する。 平たく言えば、太…

yasu
1年前
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アップルが海に沈む

以下太陽に関する記事を高見純代さん献げる。 場所は、南オーストラリア州アデレードの西海岸…

yasu
1年前
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宇宙の巨大イカ

このイカのような形をした星雲は、Ou4と名前がつけられている。2011年にフランスの天体写真家…

yasu
1年前
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マクロンの銀河

これは、ⅡZW 96という名前の銀河で、今まさに2つの銀河が合体している現場だ。 デルフィナス…

yasu
1年前
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ペルセウス座の二重星団

これは、ペルセウス座にある、NGC 869(右側)とNGC884という散開星団です。 暗い夜、肉眼で…

yasu
1年前
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太陽系外惑星 プロクシマケンタウリb

このイメージ画は、太陽を除けば、地球に一番近い恒星であるプロキシマケンタウリの惑星プロキ…

yasu
1年前
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人類が最後に見た土星の姿

土星が太陽の光を受けて三日月形に輝いている。 実に綺麗な姿だ。 これは、土星探査衛星カッシーニが土星の夜の側から写した写真だ。 土星肉眼で見える5番目に明るい惑星だし、望遠鏡を使えば特徴的なリングも見える。 しかし、このような写真、土星の夜側からの姿は、地球からは見ることができない。(土星を逆光で見ることになるからだ。) それは、土星が地球から見て太陽と反対側にある惑星(外惑星)だからだ。つまり、土星は、我々には常に昼側しかその姿を見せない。 カッシーには13年に渡