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冬至・夏至 太陽と星空


https://apod.nasa.gov/apod/ap211221.html

冬至の時、太陽は地球天球上の黄道(太陽の通り道)の一番南側に位置する。

平たく言えば、太陽は1年で一番南側に行く。
当然、北半球に届く光は一番少なくなる。

この時を境に、今度は太陽はどんどん北上するようになる。
つまり、北半球では届く太陽の光がどんどん増す。
1日の昼の長さも、どんどん長くなっていく。

ところで、この時太陽は、星空のどの辺りにいるのだろうか。いて座にいるのです。

しかし、見えない。
なぜなら、日中は太陽の光が強すぎて星が見えないのだ。
(真昼間に、星空が見える人はいないでしょう。)

だからと言って、当然ながら天空から星々が消えるわけではない。

そこで、この画像の出番。
本来存在している星々写真と冬至の時の太陽を合成したものです。

太陽が天の川銀河の中心付近に輝いている。
これが、冬至の時の太陽と星々の姿なのです。

太陽の光が眩しすぎなければ、我々はこのような風景を見ていることになる。


https://apod.nasa.gov/apod/ap070621.html

そして、これが夏至の時星空。
太陽の大きさを実寸大(満月の大きさ)にして、太陽の光の散乱を取り除いたときに見える、星空です。

太陽の左側には、散開星団M35、明るく輝いているのは、双子座のミュー星とイータ星だとか。

でも、昼でもこんな空だったら、どうなんだろう。
ちょっと不安な気持ちになりそうな気がする。
やはり、昼は太陽だけ輝いている方がいいかな。

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