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マクロンの銀河


https://www.nasa.gov/image-feature/vp-harris-french-president-get-first-look-at-galactic-get-together

これは、ⅡZW 96という名前の銀河で、今まさに2つの銀河が合体している現場だ。
デルフィナス座方向5億光年離れたところにある。
背景に点在しているのは、すべて他の銀河。

大きさは、100,000光年程ある。

見ての通り2つの銀河が、捻れうねっている。下側の銀河の渦巻腕は、銀河の合体の摂動によって捩れ形が崩れている。

2つの銀河の核の間を青い星の流れが繋いでいる。
銀河の縁辺部は、赤い色で示され活発な星形成がなされている。

この銀河は、一つに銀河としてし構築される過程の混乱の極みにあり、銀河の進化を知るにはいい対象であるとのこと。

このⅡZW 96は、地上の望遠鏡やハッブル宇宙望遠鏡などでたびたび撮影されている。

この度ジェームズウエッブ望遠鏡で改めて、撮影されたのは、この銀河など近くにある赤外線銀河(赤外線を多く出していて、赤外線で見ると明るく輝いて見える)を観察して銀河の進化を調べようとするためだ。

赤外線銀河の名前が示すように、この銀河は赤外線で見ると明るく輝いている。その光度は、太陽の10億倍に達する。

ちなみに、タイトルのマクロン銀河という名前だが、この写真は、一般に公開される前に、NASAを訪問したフランスのエマニュエル・マクロンに見せられた。

つまり、NASAの職員以外で、この写真を最初に見たのが、マクロン大統領なのだ。

ということで、マクロン銀河と私が命名した
天体の名前の付け方は、国際天文学連合(IAU)で決められている。

しかし、それは、学術的な名前の場合だ。
一般人が、天体をどのような名前で呼ぼうと勝手なのです。
ただ、勝手に読んでいるのだから、他の人に通じないかもしれないが。

でも、私はマクロン銀河と呼ぶことにした。
一発で覚えたもの。
ⅡZW 96は、まだ覚えられない。

下のYoutubeはマクロン銀河のズームアップ動画。
いや〜、たくさん銀河があるものだ、と実感できる。



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