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イクメンと呼ばれて嬉しい人はいますか?

※相手の方との関係性や文脈で、好意の伝わる場合全然嬉しいですので素朴な疑問回です。

佐伯(@yonyonsaeki)です。

昨日の記事でも触れましたが、僕は努力とか思いやり以前に家事/育児が割と得意で好きなせいか、良いパパだねと言われてしまったり、イクメン、と称されることがあります。(自慢にしか聞こえないかもしれません)

ふとTwitterで「イクメン」と検索してみました。
育児情報発信されてる方で、プロフに入れてらっしゃる方もいれば、

投稿を見ると、「イクメンって(怒)」という趣旨のものも多くみられました。
しかも、男女共に。

僕も間接的に言われたり、何の気無しに言って頂いたりすると困ったり違和感を感じることが多いです。(好意を感じる時は全然嫌じゃないですが、違和感はあります)

このように、本人としてなのか、妻としてなのか
"イクメン”に直接的に関わっている人を苛立たせるこのワードが持つ
この違和感は一体なんなのか、この言葉は誰のためのものなのか考えてみます。

勝手な結論

"イクメン"という言葉は、

・当事者としての育児から距離のある(であろう)男性に対して、
その歩み寄りととれる行動を評価する言葉、または評価/称賛を用いた動機づけによって育児の内側へと誘導するための言葉
・その他、社交辞令

である。

※当事者としての感じ方、また、言葉の出た当時と、現在までの間で捉え方も多様化したり変化している前提。

違和感のあるポイントを挙げてみる

少しふざけて書きます。

・当該メンズへのハードルがめちゃめちゃ低い、甘い

人生>家庭生活>育児生活>家事/育児タスク、とブレイクダウンして考えた時に育児タスクのうちどれか一部だけみて使われることが多いと思う。
掃除や料理をやるだけでは生きていけないので、自分の人生の一部として育児をしている感じにはならないだろう。

例えるなら
「外国人なのにすごいね?」
「まだ小学生なのにすごいでちゅね?」
「髪型ばっちりですね、デキる男って感じ!」
みたいな感じだろうか。

・意図せず派閥にいれられた感じがある

育児しない男性を目の敵にして批判し、糾弾する集団や団体があるのかは知らないけれど、イクメンと述べる方の言葉の裏に、批判したい方がいるような感じがする時がある。
事実、被害者の方もいるので全く否定しないものの、育児的なタスクをすることで、誰かと対立構造になったりするのは本意ではなくとても辛い。

例えるならワクチン派でも反ワクチン派でもないのに、身内で強く副反応がでたら反ワクチン派の方に担ぎ上げられてしまった、みたいな感じだろうか。

・シンプルに馬鹿にされてる感じが少しある

言葉のトーンがカジュアルすぎるからだと思う。
育児は楽しいけれど、一日の大半の時間と心をもってかれるので同時に気楽なものでもないなと思う。

女性の友人にその辺の男よりよほどタイムの早いトレイルランナーがいる。彼女を山ガールと呼ぶ気にはなんとなくなれない。なんか相応しくない。が、趣味欄に山登りと書いたら初対面の人は山ガールですね、と言うかもしれないし、僕も場の空気をポップにしたくて、社交辞令的に言ってしまったことがある。

女性がお化粧して会社に行き、男性からオシャレ女子とか言われたら小馬鹿にされた感じする気がするのではないだろうか。(そもそもセクハラに該当する不適切な表現ですが・・)

好意は受け取ろう、相手に配慮しよう

小学生みたいなまとめで恐縮です・・

この手の表現で、「全然ありな表現ないかな?」と探してみたところ
メガネ男子と言われるのはそんなに嫌ではないなと気づきました。

メガネで生きていくことにさほどプライドも苦労もないからかもしれませんね。
なんならメガネ男子に萌えてくれる属性の方もいるので、ちょっと嬉しかったり。

ただ、体の一部みたいなものなので、メガネをフィーチャーされると、自分のメガネに対して「お前、褒められてるぞ、良かったな」と気恥ずかしい違和感みたいなのはあったりします。

イクメンも同じで、違和感も捉え方も人それぞれ、人に対しての表現は自分自身多いにミスをしているだろうし気をつけなければと思いました。

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