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勇気を支える傾聴を

考えにつまったとき、あるいは何かに引っかかったとき、普段とは違う方向から考えてみることをおすすめします。

例えば私は先週から、noteを書き続けていますが、まさに今回「文章の書き始め」につまずきました。いつもは頭の中で考え、自分の経験からアイデアを絞り出して書いているのですが、今回は他のクリエイターさんの記事を参考にしてみました。そしたら結果的には、今書いているような「つまずいたプロセスをそのまま書き出す」ことになりました。ですが、この一旦「自分の考えの外に出る」という行為によって、頭のコリがほぐされた、そんな気がします。

コンフォートゾーンという心理学用語があります。
これはストレスのない居心地の良い環境や精神状態のことを指しますが、このゾーンに留まり続けると、自身の成長を感じることは少なくなります。なので「何かを高めたい!」と思った時は、そのゾーンから一歩外に踏み出すことが大切です。

踏み出し方は様々ですが、それには勇気が必要です。そして、その勇気ある行動に対して、たたえあう環境があることが大切だと思っています。
Yononakaでいいますと、「自分の意見を表現すること」はとても勇気ある行動です。自らの考えを自分の中で完結せず、他者との相互作用で考えを進化させていく、それは自分のコンフォートゾーンから抜け出す、とても勇敢な姿勢だと思います。
だから、「誰かが話す際はリアクションをとる」ということを、大切なルールとして定めています。この一見当たり前なことをしっかり意識して行動することが、1人1人の心理的安全性を担保することにつながると思っています。

相手の話をしっかり聞くこと、それは傾聴という言葉で表されます。傾聴は文字通り、耳と目と心を相手に傾けて話を聴くことです。「ながら聞き」になってはいけません。
ですので、何かに思い悩んでいる人の話を聞く際も、すぐにアドバイスや解決策を提示するのではなく、相対して心から話を聞く姿勢が大切だと思ってます。傾聴を通じて、人々の勇気ある行動をサポートしていける、そういう風に思っています。


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