イベントレポート→「ものづくり」、じぶんの役割さがしNight ~「TURNS」「Japan Made」「ニッポン手仕事図鑑」「70seeds」4人の編集者と伝統工芸を語ろう~

2018/08/27 (月)に開催されたこのイベントに、我がJapanMadeの編集長:河野涼(@ryoxxx71)が登壇するため、応援も兼ねて参加してきました。

左からTURNS 堀口さん、ニッポン手仕事図鑑 大牧さん、JapanMade 河野涼
進行は70seeds 岡山さんでした。

普段はWeb広告とかデジタルマーケティングとか動画コンテンツに関するイベントやセミナーへの参加が多いので、こういった「ものづくり」に関するイベントはとても新鮮で、登壇者はもとより参加者のみなさんの「情熱」や「空気感」が素敵だなぁと感じました。

以下、話の概要と個人的に気になったポイントをまとめました。

◆ものづくり、職人さんたちが直面する問題
そもそも系:
後継ぎ不足、道具材料原料不足、道具を修理する職人不足

マーケティング系:
販路少ない、妥当な価格設定(上代・下代がわからない、情報収集やSNSの使い方・リテラシーが低い、伝統工芸に認定されない(条件厳しい)

◆解決の糸口
・地域全体での盛り上がり、連携(三条市など)
・民間のビジネス感覚、マーケティング(そういう人・仲間)
・職人さん同士のユニット、グループでの新しいチャレンジ
・消費者側の関わりを変える(オーナーズhttps://owner-style.com/など)
・国の支援(例:国の施策によって漆の自給率がアップ)
・今の時代にあった引き継ぎ方
(梅の湯エピソード:http://workmill.jp/webzine/20170627_umeyu1.html
buaisouの取り組み:https://www.buaisou-i.com/)

◆悩ましいこと
・儚さ、切なさが魅力(大衆化すること=儲かることと矛盾する)
・美術的、観賞用の消費者が多い(消費者のかかわり方の話)
・興味はあるし応援するけど自分や自分の子供にやらせようとは思わない
・「伝統工芸」という言葉の距離感
・国の支援、補助金問題→甘えちゃう、使い方わからない

◆海外ニーズ(JapanMadeの参考に質問しました)
・ただ翻訳しただけでは刺さらない
→背景やニュアンスも翻訳する必要がある
・例えば徳島県の三好市。900人→27000人に。暮らし方、料理など日本の田園風景、生活が外国人から大うけ。

参考記事:http://ilovetokushima.com/?p=3772
あと三好市じゃないけど参考図書:http://amzn.asia/d/iOl1nUk

◆後半は登壇者+オーディエンスによるワークショップ
ワークショップではこんな素敵なお二人とご一緒できました。

1人目:物を金属にリサイクルする研究をしてる方
→SDG's、エコ、共創あたりをテーマに活動されてるとのこと。

2人目:マクロミルを退職→農業、商品デザイン、市場調査やってる方(コチラです→山燕庵:http://sanenan.com/

3人目:我がStudio Opt広報担当の中山ちえ。
彼女の方でもまとめ、作ってくれてます。https://twitter.com/n_chiezou/status/1034082601189834754

◆感想
まず、参加者全員が「ものづくり」やその周辺に対して情熱的。

また、日本に古くから伝わる良いものを新しい世代がどうやって伝承していくか?についてかなり具体的な事例や経験を元にした話が多く、色々な刺激を受けました。

また、今回のイベントが参加者の「共感形成」を目的としていたため、フランクで同じ目線での会話が多かったことが良かったと思います。

オプトでも様々なイベント、セミナーを開催し、私も運営の企画から携わることが多々ありますが、オプトはやはり広告代理店ということもあり「売り込み」を目的としたビジネス臭の強いものが比較的多いです。

が、これからの時代はますますこういった「共感型」、「共創型」が主流になってくるかなと感じました。

さっそく今後のイベント、セミナー企画の参考にしていければと思います。




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2003年オプト入社。デジタルマーケティングの営業5年、その後電通にてマス×デジタルの統合プロデュース5年。2013年からはオプトにて動画専門部署を立ち上げ、ハウツー動画サービス、バーティカルメディアの立ち上げや事業買収・譲渡などを担当。
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