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固定観念にとらわれないための対処法

人は何かしら固定観念にとらわれて生きている。ある意味、固定観念が生きていく上でのガイドラインや物差しになっていることも少なくないだろう。ただ、その固定観念が裏目に出た場合は大きなトラブルを招いたり、物事をより複雑化させてしまうことがある。

私の場合、仕事柄Web系エンジニアとして課題解決のために仕様を設計したり、プログラムを書いたりするのだが、固定観念がプロジェクトの複雑性を大きく左右させるケースをたくさんみてきた。

​例えば、実現したい要件に対して要件の言葉どおりにタスクへ落とし込むと10のタスク消化が必要となるが、視点を変えるだけで必要タスクが半分の5つになるようなことはザラにある。

ただ、固定観念に囚われるなと言われても気持ちだけではこの課題を乗り越えるのは難しい。ではどうするべきか?

私が普段、思考が煮詰まったり、想定外の壁にぶつかるなどして固定観念から脱したいと思った時にしている対処法を3つ紹介したい。

1. リフレッシュの時間をとる
2. 仲間を頼る、人に聞く
3. X, Y, Z軸からアプローチや思考を極端に反転

1. リフレッシュの時間をとる

思考が煮詰まっているとなかなか気持ちが休まらないが、そういう時にこそリフレッシュするための休憩時間が必要である。

何かやり切るまで途中で終えられないという人もいるが、人間の集中力にも限界があるため多少の割り切りは必要になってくる。そういった場合はポモドーロテクニックという手法を用いると休憩タイミングを習慣化できます。

特に作業環境から移動したり、外を歩いてみることもオススメです。

2. 仲間を頼る、人に聞く

同僚や上司、友達など周りの人に聞いてみたらあっさり課題が解決できたなんてことが以外にもよくあります。

私は15分悩んで答えが見つからなかったらスグに聞くというくらいが丁度いいと思っています。むしろ、数時間悩んで溜め込んで相談されたときの方が状況が悪化してしまい、対処が難しいことが多いです。

相手に相談を持ちかける時は以下のことを留意しておくと的確な回答をもらいやすいのでオススメです。
・現状の課題を言語化、細分化、可視化
・これまで試行した内容をリストアップ

悩んでいることを言語化し、細分化してみると以外にも個々の課題は小さかったりするものです。さらに図などに可視化し、課題のポイントを絞ることで相談を受けた相手も明確な回答がしやすくなります。その中でも経験値が必要なもの不確実性が高いものは優先して質問しましょう。

これまでにトライしたことも合わせて相談できると、既にやった、やってないの問答を短縮でき、さらには自分にはなかった発想を返してもらいやすくなります。

3. X, Y, Z軸からアプローチや思考を極端に反転

「2. 仲間を頼る、人に聞く」までを既に実践できていれば課題に対してのアプローチはA案、B案、C案などいくつか候補が出てきているのではないでしょうか?ただ、その中から固定観念を脱した最良の選択肢を選ぶには思考をもう一捻りする必要があったりします。

物事には必ず重心というものが存在します。課題が山積みだったとしても、全てのタスクに影響を与えるものがどこかに存在するはずです。

「本当にA案、B案、C案で良いのか」、「固定観念に縛られていないか」今一度自問してみます。

自問するタイミングで思考やアプローチを敢えて逆転してみるのがオススメです。逆転の発想を用いる際にはX軸、Y軸で視点をずらしてみるのはもちろんZ軸を動かすことを忘れないようにすることがポイントです。

X軸、Y軸の2次元だけだとゴールまでに道筋は遠くてもZ軸の視点で課題を捉えるとゴールはスグそこにあったなんてこともあります。

課題の重心をとらえたアプローチを見つけるのに苦戦した際は、ぜひ視点にZ軸が考慮されているか考えてみてください。

まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

以上、私が固定観念から脱したいと思った時にしている対処法になります。人それぞれ合った対処法があると思うので、今回紹介した方法が絶対ではないですが、何かしらの気づきがあれば幸いです。

Let's think outside the box!



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