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夢を見ていたか、やけにストーリー仕立ての夢だったが。

2020.7.23.木 #363日目

同じスクールの同期に野次を飛ばされたことに腹を立てていた帰り道。

電車の中で、おばさんに絡まれた。

そのおばさんは、ハエが飛んでいるからといって、何故かハサミを貸してくれとボクに頼むのです。

「電車の中のハエ、そんなに気にする必要ないと思いますよ。しかも、ハエって人間の何倍も早い動きをするので、ハサミでは退治できませんよ」

と対応したら、

「いいじゃん、いいじゃん、貸しなさいよ。はやく。私はそれを貸してほしいのよ」

とボクが普段使っている道具箱を指差してハサミを奪おうとしてくる。

しかも、そのおばさん達は、3人で居て、マスクをつけずにペラペラと喋っていたので、このご時世になんだか嫌だなぁと思っていたから、ついにはボクもイラッとしてしまう。

「嫌です」

強引に近寄ってマスクも無しに顔を近づけてくるおばさんに言い放ちました。

当然、イラッとした態度をしたからにはそのおばさんもやり返してくるだろうとは思っていたが、すぐにこうきた。

「いや、いいから貸しなさいよ、ほら」

と道具箱に触れてくる。
ボクは電車内で注目が集まっていることもあり、これ以上は迷惑になると思って怒鳴った。

「人のモノは無理やり取ろうとするわ、マスクも付けんと3人でペラペラペラペラ喋りやがって、周りに迷惑どころの話じゃなくて、人間的にどうなんですか、それ。
ボクに近づかないでください。気持ち悪い」

といって別の車両に逃げた。
ボクの背後から別の乗客の視線と拍手が集まってきた。おばさんは顔を真っ赤にして観念したようだ。

結局、マスクは持っていなかったらしく、最後までしなかった。

さて、この後が問題で、
冒頭話した野次を飛ばしてきた同期にバッタリ合うのだ。

その同期の仲間がそこにいて、どうやら今日は決着をつけることになりそうだ。

いつも通うカラオケ店の公園に奴らは、男女数名で溜まっていた。

野次を飛ばして奴はそのグループの中で身体がゴツい腕っ節ゴリゴリのリーダー格のような存在。

スクール生活では、ある一定の派閥を持っていて、スクール内で小さなグループの気の弱そうなリーダー格人間を見つけては、気に入らない所の野次を飛ばして失脚させていくという謎の行動を取る。

ボク個人的には、前々からそいつのその野次飛ばしが大嫌いだ。
というのもそいつは結局口が達者で身体がゴツいから、威圧感に物を言わせるだけの傲慢な輩なのだ。

さあ、直接対峙して、戦う時がきた。

ある日、スクールの廊下に荷物やゴミが積み上げられていて、それを片付けないとスクール生が誰も帰れない状態になっていることがあった。

イタズラだろうか。
ここまで積み上げられたのは明らかにおかしい。

その日の掃除の当番は、ボクとボクの所属する芸術グループだったから、当然イタズラ相手だが急いで人が通れるように片付けと掃除を始めた。

先日はこの責任を問われたグループのリーダーが野次飛ばし組に失脚させられて学校を辞めたということがあった。

その内、廊下が通れないのことで渋滞ができて帰りたいスクール生たちのだかりができる。

なんだこれ。
誰がやったんだ。
片付けとけよ。
またかよ。
帰らないとやべぇんだよ。

中には手伝ってくれる人も居たが、芸術グループを加担してくれる人は少ない。

だか、すぐ人が通れるようになる。

「なにやってんだよ。おセェーよ!
片付けもできない奴は全員に迷惑かけるんだからさっさと辞めろ!」

とあいつの声がする。
野次馬リーダーのゴリゴリ野郎だ。

ボクは知っている。

いつもこういうグループに責任がかかる事件が起きるたびに、あの野次馬グループがこそこそうろちょろして廊下で物音を出しているのを。

とあるリーダーをつぶす時は、こうして仕組むのだろう。


ボクはついに、その野次馬グループのリーダーの方を睨みつけて大声でキレた。

「行動してる人間を罵倒するだけの輩は黙ってろ。口だけで行動しない雑魚なんだから片付くまでそこで寝てろ。ゴミ」

空気は凍りついた。

スクールで恐れられているリーダー格に対抗の声を上げた人間で、今スクールで生き残っている人間が居ないのだから当然の空気。


普段目立ちもしない芸術グループのリーダーが口を開いたと思えば野次馬グループのリーダーに罵倒するだと?
と言わんばかりに空気はシーンとするが、その時には、人が通れるくらいに片付いて人が流れはじめた。

先生が駆けつけて、後はやっておくから帰りなさいとボクの背中を押して帰してくれた。

問題を大きくしたくなかったのは知っているし、ボクもイライラしていたから、そのまま電車まで直行して帰路に着いた。

あいつもこの電車のどこかに居ると思うとムカつく。


そして、その流れでハエバサミのおばさんに絡まれたのち、ついにあの野次馬リーダーと対決する瞬間がきたのだ。

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と、こんな夢を見た。

何かイライラすることでもあったのか、嫌なリーダーのことを思い出したのか。

なんだったんだろう。

夢からなにを読み取るかは自由だが、最近はよく夢を見る気がしていて、睡眠が浅いのかもしれない。

その夢には続きがあるのだけど。

物凄く真面目な話なので、ここまでにしておきます。笑


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