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「 ここが海老名なら、きみは新発田 」

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阿賀北ノベルジャム(2021年)への参戦記です。
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2022年3月の記事一覧

#7「あがのあねさま」絶好調特番! 「ここが海老名なら、きみは新発田 」

ツバメ た、大変です!! 総 裁 うむう、ワタクシも驚かざるをえないのだ。まさか阿賀北ONLINE書評バトルであのNGTのお二方がわが『あがのあねさま』の書評で優勝するとは。 ツバメ すごいですよね!! 総 裁 うむ。でも今思えば、あの勝利は約束されたものであるのだ。彼女たちはそもそも大勢の人前に出てパフォーマンスするプロであるからの。そのプロに交じって他のバトラーがむしろよく肉薄健闘したと言うべきであろう。彼女たちは映像を撮ることについては仕事としてはスタッフがいると

『あがのあねさま』感謝特別編

   本編はこちら。 総 裁 ふむう。 ツバメ どうしたんですか。 総 裁 我が著者、いつのまにかこんなモノを書いておった。 ツバメ なんですかこれ。 総 裁 どうやら『あがのあねさま』本編の後日譚らしい。 ツバメ えっ、そんなの書いたんですか。 総 裁 すっかり好評に気を良くしておるようだ。じつにけしからん。 ツバメ そんなことないですよ。私もあれ読んだあと、阿賀野さんたち三姉妹ともう少し一緒にいたくなりましたもん。 総 裁 そうなのか? ツバメ そうですよ。でもこれ、公

『あがのあねさま』感謝特別編2

本編はこちら。 『あがのあねさま』2030年弥生(3月)#2 「あーさん、何? その仏花。だれか亡くなってたの?」 「あ、これ」  防衛センターの給湯室で仏花の水切りをしていた阿賀野は私、能代の言葉に、黙り込んだ。 「どうしたの?」  阿賀野はためらうので、私は不審に思った。 「のんちゃん、私たちに妹がいた、って話、したっけ?」 「え、高橋妙さんでなくて?」 「うん」 「本当?」  阿賀野は軽くため息をついて、話し始めた。 「あなたも知ってるでしょ。旧

#8「あがのあねさま」終戦特番! 「ここが海老名なら、きみは新発田 」

総 裁:授賞式が終わった。これで阿賀北ノベルジャムへの我が著者米田淳一の参戦は『終戦』となった。 ツバメ:賞、取れませんでしたね。 総 裁:うむ。これも想定内である。もともと趣旨的にマッチしておらぬからの。チームメイトの「宵闇の盃」が最優秀賞であったのは本当によかったが、我が著者はほとんどその受賞に寄与も出来なかった。やはり賑やかし目的での参加と言いながら、本当にただの賑やかしで終わった。 ツバメ:でも販売促進賞は取れたじゃないですか。それも審査員さんにめちゃザクザク刺

#9「あがのあねさま」終了特番「ここが海老名なら、きみは新発田」

ツバメ なんですかこのエントリの前のnote記事! また小説書いちゃったんですか著者さん。あの引退宣言っていったい何だったんですか!もー!! 総 裁 うむう、我が著者を呼びつけて問い詰めたところでは、すごく褒められたのに結果が出なかったのは、合わせてとても苦しかったらしい。やるだけやってそれだともう「伸びしろも無いけどとりあえずお引き取りください」といった強い拒絶のように思えたという。 ツバメ なんなんですか。ずっと参加賞の新潟のお米狙いだって言ってたのにいったい何過大に期待