【卒研途中経過】「自分がどう感じ、なにを考えているか」の認識を促進するツールの提案
思考整理のために、卒研の現状をざっくり書きました。
背景
執筆することで、言語化し反省ができる。それによって、自身が今何をどう考えているかを認識することができる。多くの情報が一瞬で手に入るようになり、見知らぬ人の意見に簡単に触れることができる世の中では、「自分がどう感じ、なにを考えているか」をはっきりと認識することが大切と考えられる。「自己認識」「自分がどう感じ、なにを考えているか」を認識することの手段として、執筆に着目した。
目的
「自分がどう感じ、何を考えているか」を認識すること(★)を促す執筆ツールの提案
調査
A.現在行われている執筆行為はどのようなものか
B.★につながる執筆とはどのようなものか(文献調査)
C.★につながりそうな執筆を行っている人は、どのような環境・動機で行っているか
D.★につながる執筆をしたいと思っているが、実行できていない人はどうしてできていないか
考察
A.現在行われている執筆行為はどのようなものか
A.用途や目的に応じて方法が異なり、4象限に分類できると考えられる
B.★につながる執筆とはどのようなものか(文献調査)
B.「言語化」と「反省」によって★が成り立つこと。また、手書きには「より多くの情報が伝わる」「自由に書ける」などのメリットが有る一方で、「執筆環境が制限される」「内容を検索できない」などのデメリットもある
C.★につながりそうな執筆行為を行っている人は、どのような環境・動機で行っているか
C.環境については、3つ。無音・一人・お気に入りのデバイスなどがあった。
主に3つの動機があった。これらは人によって明確に分類できるわけではなく一個人が複数の目的のために執筆していた。
・執筆という行為自体に魅力を感じる
・あとで書いた内容を振り返りたいから
・執筆を通じて思考を整理したいから
D.★につながる執筆をしたいと思っていはいるものの、実行できていない人はどうしてできていないか
D. 書けない理由を聞いた
・なかなか踏み切れない
・いざ書こうとすると書く内容が思い浮かばない
・もし誰かに見られてしまうと恥ずかしい
→なんらかの原因で言語化に抵抗を感じてしまう
→言語化のための思考整理ができていない(思考整理のために言語化するのに。負のループ?)
・書くことが好きでない
→執筆自体に抵抗がある
・振り返ると楽しいと感じない
・きれいに振り返れない
・書いたものをどうしたらいいかわからない
→振り返りの魅力に不足もしくは、やり方に不備がある。
方向性検討
メリットの最大化
・書くもしくは入力、文章構成などの楽しさを感じやすくする(WriteMore・音色鉛筆で描く世界)
・振り返るという体験をより良いものにする(幸せ貯金)
・思考整理の効果を感じやすくする
デメリットの最小化
・言語化のハードルを下げる(裏紙のノートをつくる)
・執筆のやり方を変える(音声入力、書き心地、入力し心地の改善・執筆後の設計)
・振り返りのやり方を変える(制限する・可視化する・システムをつくる)
コンセプト(解決の方向性)
★を行いたいと感じているものの実行できていない人をターゲットとして、言語化のハードルを下げ、振り返るシステムをつくる
デザイン要件
・言語化のハードルを下げる(なにを書いていいかわからない)
・言語化のハードルを下げる(失敗や恥ずかしい内容を許容する)
・執筆後の設計
・振り返るシステムをつくる
さいごに
こんな感じなうです!ラストスパート頑張ります!おやすみなさい!
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