プロフェッショナルとは
こんにちは!
昨日は、社会人になるとはどういうことか?プロフェッショナルとはどういうものか?という新卒研修がありました。そこでの学びをダイジェストでお届け!
◎プロフェッショナルとは
プロフェッショナルとは、「他者に大きな価値を提供している組織人格を持つ人間」である。
大きな価値を提供する
今回の研修では、野球選手のイチローさんを例に語られた。イチローは例えば以下のような価値を提供している。
ルーティンの大切さ、偉大さを教えてくれる。
圧倒的に活躍し、感動を与えてくれる。
生き様によって私たちを鼓舞してくれる。
誰よりも努力することでチームの意識を底上げしてくれる。
などその活動や生き様が、私たちに多くの価値を提供している。
プロフェッショナルとは、職種や肩書ではなく、他者からの評価である。他者からの評価は、当然、常に他者からしかなされない。自分自身が多くの価値を他者に与えるからこそ、それが評価されるのだ。
組織人格を持つ
(研修では「組織」という言葉が使われていたが、個人的になんとなく従属的な印象を受けたため「コミュニティ」として理解した。)
すべての人は、何らかのコミュニティ(組織)に所属している。
会社員はもちろん、社長もフリーランスも、利害関係者との関係性の中にいる。プロフェッショナルは、そういった利害関係者に大きな価値を提供する。結果として、大きな対価を得る。利害関係者とのより良い価値交換を行うには、知識、スキル、テクニックなどの「能力」のみならず、原則に基づいたマインドセット、価値観などの「人格」が根底に必要である。
◎組織人格を獲得・維持するには
プロフェッショナルは、組織人格を獲得・維持するために意識していることがあるそうだ。
1.パラダイムシフトを起こす
2.どんな環境でも自律する
3.期待されるオーナーシップを発揮する
1.パラダイムシフトを起こす
パラダイムとは、深層心理、前提、思考のスタート地点のようなものだ。
私たちはみんな、それぞれに歩んできた人生があり、さまざまな経験をしている。身の回りに起こる事実から、無数の解釈を繰り返す。
そして、いつの間にか「親は子どもをしっかりと教育すべき」などといった常識・思い込み・偏見を基に思考をスタートさせていく。おそらく人がそうするのは「いちいちゼロから考えていたら日が暮れるから」である。いわば思考のオートメーション化を無意識に行っている。
しかし、自身の経験によって形成された思考のオートメーションは、いつでもどこでも最適に機能するとは限らない。だから私たちは時々、事実と解釈をしっかりと切り分けて考え、「私のこの思考はどこに立脚しているか」を省みる必要があるのだ。それによって、自身のパラダイムに気付き、変化することをパラダイムシフトという。
2.どんな環境でも自律する
自律とは、身の回りのあらゆる刺激に対して、刺激から起こる感情に流されるのではなく、感情を自覚し、行動を選択することができる状態である。
私たちは生きる上で、外部環境からの刺激を受け続けている。たとえば、飼い犬が病気になったり、上司に褒められたり。それらの刺激に対してさまざまな感情が起こることは自然なことであるし、避けるべきものでもない。
しかし、それらの刺激や感情に対し、自身がどう考え、行動するかは選択の余地がある。
もし自分の行っていることに目的があり、どうしても成し遂げたいのであれば、刺激に対してポジティブな解釈を行い、建設的な行動をすべきである。
プロフェッショナルは、目的意識を強く持つことであらゆる外部刺激にくじけずに、自分の人生を自分のものにすることができる。
3.期待されるオーナーシップを発揮する
オーナーシップとは「当事者意識」であり、個人が自分の裁量に見合う責任をしっかりと持つことである。
通常オーナーとは、コミュニティのリーダーであると思われがちだが、コミュニティにおいて高いパフォーマンスを発揮する人は、「成果を出すまで責任を持つ。そして誰かにバトンを渡す」ことができる人である。つまり、それがリーダーである必要はなく、メンバーそれぞれがその活動の成功に責任を持ち、積極的に裁量を発揮することでよりよい成果につながる。
コミュニティから期待されていることを前のめりで行い、一人ひとりが「活動の成功のために自分ができることはなにか?」というより高い視座を持って活動することで、伝達不足・齟齬などもなくすことができる。
さいごに
以上です、いかがでしたでしょうか。
偉そうに書いていますが、自分は座学で学んだだけで実際には何もできていないので、これからの社会人生活で実践的に体得していきたいと思っています。ここまで読んでいただきありがとうございます。
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