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伝統を守り続けることの意味を知る。

以前、気仙沼に行った際の続編です。


網元の宿「磯村」は、夕食だけではなく、朝食も豪華です。
気仙沼ならではの新鮮な素材を活かした食事は、めちゃオススメです!


美味しく朝食をいただいた後は、
気仙沼を一望できるという噂のスポットに向かいました!

車を降りて、展望台に向かう入り口に到着してみると・・・

そこは、なんと!
ドラゴンクエスト(ドラクエ)の世界でした!

入り口をドラゴンが守っています!


■ドラゴンクエストとは・・・
簡単に説明すると、「勇者がドラゴンを倒して世界を助ける」というものです。
シリーズが進むにつれ、ラスボスがドラゴンから魔王に変更になったりしますが、基本的なストーリーは同じです。

人気の天空シリーズ
ドラゴンクエスト5 ~天空の花嫁~ のプロモ動画です!


ーーーーーーここからはフィクションですーーーーーー

頂上にあると言われる伝説の天空の剣を手に入れるために・・・
冒険スタートです!

頂上までは、こんな感じで険しい道のりです!


「ドラゴンフライが現れた!」

ボク
「たたかう」
「じゅもん」
「にげる」
「どうぐ」

ボク
「ドラゴンフライに、120のダメージ!」

「ドラゴンフライを倒した!」


ドラゴンフライとの戦闘でダメージを負ったので、
薬草でHP(体力)を回復させました!


数々の困難を乗り越え、
なんとか無事に頂上に着きました!

そして・・・
天空の剣をゲットしましたー!!!

そして、世界に平和が訪れた・・・

ドラクエ ~天空の剣~ 「The End」

ーーーーーーここまでがフィクションですーーーーーー


話を本題に戻して・・・
あらためて、頂上から眺める景色は素敵です!

この素敵な景色をずっと見ることができますように!


気仙沼を一望した後は、
有名な「空飛ぶだんご」のある場所に向かいました。

こんなに綺麗な通り沿いに、「空飛ぶだんご」のお店があります。


「空飛ぶだんご かっこうだんご」を発見しました!

実は、この「かっこうだんご」は、店でも買えるんですが・・・
やっぱり一番の醍醐味は、その名の通り、「空を飛んで来た、だんごを食べる」ことですよね!

空飛ぶだんごを食べるためには、まず、厳美渓という渓谷を渡る必要があります。
といっても、橋を渡って、向こう岸に移動するだけです。


■厳美渓とは・・・

名勝・天然記念物。栗駒山を源に流れる磐井川が巨岩を侵食し、おう穴・滝・深淵と表情を変え2kmにわたって渓谷美を見せます。遊歩道を散策すると、つり橋から上流の荒々しい流れと下流のゆったりとした淵の対照的な景色が見られます。春は満開の桜と雪解け水が流れる渓谷美を眺め、夏には涼しげな渓流のせせらぎを聞き、秋には色づく山々の紅葉、冬には水墨画を思わせる景色が広がり、厳美渓は四季折々それぞれの風情が楽しめます。

観光スポット|いわての旅:岩手県観光ポータルサイト「いわての旅」 (iwatetabi.jp)


厳美渓は、めちゃ綺麗ですよー!

足元の岩もゴツゴツしていて、大自然の中にいる感じがします。

■「空飛ぶだんご」の購入方法
①渓流の上に張られたロープに吊り下がる籠(かご)の中に、お金を入れる
②木槌でドラを叩く(2~3回)
③店主さんが、籠を引き上げて、だんごとお茶が入って、籠が降りてきます。

こんな感じです!

なんと!
店主さんが手で籠を引き上げるんです!

1箱500円なので、2箱注文しようと1,000円を入れたところ・・・
店主さんが、「2」という札を出していました!

ボク
「あっ、1000円を入れて、1箱だけ注文するお客様もいるから確認してるんだ!?」

自分の配慮不足で、店主さんの仕事を増やしてしまったなぁと思いつつ、動画撮影をしていたため、慌てて片方の手で小さく「○」を作ったところ、だんごが降りてきました!

店主さんの視力の高さにびっくりです!!!

そして・・・
「空飛ぶだんご(かっこうだんご)」が到着しました!!!

すでに、見た目から美味しそうですよね!

「空飛ぶだんご(かっこうだんご)」は、3種類あります!

・あんこ
・ごま
・みたらし
です!

全部美味しいですけど、
強いて言うならば、ボクは、ゴマ派ですね!

だんごを食べて戻ろうとしたタイミングで
たくさん観光客がやってきましたー!

きっと、この後、店主さんは、数十回ほど連続で籠を引き上げることになるだろうなと想像すると、いろいろ考えることがありました。

かっこうだんご(郭公だんご)は、明治創業で、現在5代目とのことです。

毎日、何回、何十回、何百回と、籠を引き上げるだけでもかなりの労力だと感じますが、それ以上に、伝統の味を守るためのたゆまぬ努力の積み重ねを大事にされているんだろうなと思います。

「自分自身が変わらなければ、創り出す成果物は変わらない」
こんな考え方は甘いと思っています。

自分が変わらなくても、世の中が変化し向上すれば、相対的に、自分の作り出す成果物の価値は下がることになります。

様々な料理の技術が生み出される中、伝統の味を守り続けるということの意味を学ばせていただきました!

向山雄治
https://humanstory.jp/mukaiyama_yuji/
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https://twitter.com/mukai_yonkuro

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