沖縄旅行で大自然に触れて、SDGsに取り組みながら経営をすることの大切さに確信が深まった話。
先日、慰安旅行で、石垣島に行ってきました。
今回は、ANAインターコンチネンタル石垣リゾートに宿泊しました。
部屋全体の色合いが綺麗です。
自然がある生活って、素敵ですよね。
ところで、偶然なんですが、友人がスタッフとして働いていることを知り、びっくりました。
世の中は、意外と狭いものです。
ちなみに、石垣島といえば、やはり、マリンスポーツですよね。
マリンスポーツの代表格といえば、スキューバダイビングでしょう。
前回お世話になったダイビングショップの接客がとても素敵だったので、今回も同じ会社に依頼してみました。
でも、スタッフが、ほぼ総入れ替えされてしまっていたので、ちょっと残念でした。
接客、サービスをする上で、お客様の期待を超えていくことは大切ですね。
とはいえ、一緒に行った仕事仲間と、めちゃくちゃ盛り上がったので、とても面白かったです。
海中では、カメやクマノミ(いわゆるニモ)、フグに会えました。
フグって、触ってみると、本当に風船みたいですし、ブサ可愛いですよね。
今回の慰安旅行では、石垣島だけではなく、日本最南端の町で有名な「竹富島」や世界遺産である「西表島」にも行ってきました。
まずは、竹富島に行ってきました。
石垣島からフェリーで、1時間ほどで竹富島に到着しました。
「日本最南端の町」って、とてもワクワクします。
石垣島は、どこの家でも、ほぼ必ず石垣があります。
台風の強風から家を守るためです。
ボクは九州出身ですので、九州南部の台風の凄さをしっています。
竹富島は、珊瑚で出来た島なので、石垣の材料となる琉球石灰岩には困らないようです。
自然の力から家を守るために、自然の力を使っているということですね。
人生で初めて「水牛車」というものに乗りました。
水牛の「ニーラン」ちゃんは、とても賢くて、かわいらしい感じでした。
水牛車に乗ったあとは、海辺の散策をしました。
最初は、「星の砂」で有名な「星砂浜」に行きました。
カップルの方々が、仲良く星の砂を探したりしているような、デートスポットですね。
星の砂は、なかなか見つからないそうですが、ちょっとしたコツを教えていただきました。
黒い岩の付近に、オレンジ色をした砂があったりします。実は、そのオレンジ色の砂は、ほぼすべてが星の砂だったりします。
コツさえ掴んでしまえば、大量に星の砂をゲットできちゃいますが、このことは、カップルの方々には内緒にしておいてくださいね。
星砂浜の次は、「コンドイ浜」に行きました。
車を降りて、木々の隙間から一瞬見ただけで感動するくらい綺麗な海です。
果てしなく続くエメラルドグリーンの海とビーチに、自然の凄さを感じます。
砂浜で珊瑚を拾ったり、海の中で遊んだりして、充実した時間を過ごしました。
竹富島を訪れた翌日は、いよいよ世界遺産「西表島(イリオモテジマ)」に行ってきました。
世界遺産を、カヌーで満喫するって、凄いことですよね。
カヌーに乗りながら眺める世界遺産は、こんな感じです。
「日本にも、こんな場所があるんだなー」と感動しながら、カヌーを楽しみました。
これが、マングローブです。
マングローブとは、熱帯・亜熱帯地域の淡水と海水の混ざり合う場所に生育している植物の総称を指します。
アマゾンの奥地にでもいるかのようなサプライズ体験ができます。
ランチは、インストラクターの方が用意してくれました。
大自然の中で、食事を作って楽しむって、めちゃくちゃ貴重ですよね。
大自然の中で食事と言えば、同じく世界遺産である屋久島の「縄文杉」を見に行ったときのことを思い出します。
そして、これが、世界遺産の中で食べる「八重山そば」です。
めちゃ美味しくて、一瞬で食べちゃいそうだったので、頑張って、ゆっくりと食べました。
とても優雅で素敵なランチタイムでした。
食事後は、キャニオニングやトレッキングを楽しみました。
緩やかな川の流れと緑色の木々と一体化している感じがします。
サキシマスオウの木という国指定天然記念物です。
インストラクターの方が、元環境省の方らしく、いろいろ教えてくれました。
トレッキングのゴールは、落差50メートルのピナイサーラの滝です。
ちょうど梅雨に入った頃なので、梅雨による雨なのか、スコールなのかわかりませんが、トレッキングの最中に、めちゃくちゃ雨が降ってきました。
滝つぼの水しぶきなのか、雨なのか、もはやわかりませんが、全身水まみれで、とても気持ちが良い体験でした。
石垣島や竹富島、西表島で、大自然と共に過ごす中で、あらためて、綺麗な山や川を守るために、サスティナブルな社会を実現することの大切さを実感しました。
日本の海とは思えないくらい綺麗な海でのダイビング、大自然の中でのキャニオニング、トレッキング、カヌーを通じて、運動不足が解消したんですが、一番の価値は、心の運動不足が解消されたことだと思います。
心も体も使うことで、人はベストな状態をキープできるのだと思います。
そんな素敵な大自然は守るべき対象ですよね。
実際のところ、石垣島、竹富島、西表島でも、既にSDGsに対する取り組みが行われているようです。
例えば、ダイビングスポットに移動するための船には、「プラスチックゴミ」を海へ廃棄することは禁止と、明示されています。
観光客には、なかなか浸透されていないようですが、観光地の事業者にとっては常識のようです。
また、竹富島では、「水牛車」を利用することで、CO2の削減に貢献しているそうです。
宿泊したANAインターコンチネンタルホテルのカードキーも、プラスチック製ではなく、木製になっています。
エアコンは、ドアが開くと自動的に送風になるように工夫されていたります。
「技術革新により社会を豊かにすること」と「自然を守ること」は、トレードオフの関係ではなく、その培ってきた技術と経験をフル活用することで、自然と共生しながら、より社会を豊かにすることが可能だし、そうするべきだと思います。
ボク自身も、経営しているセレクトショップやカフェ等において、エシカルな商品やサービスを提供することを心がけています。
TOKYO MXにて放送された「HISTORY」という番組で、SDGsに取り組みながら経営していることなど、講談社「ViVi」専属モデルの藤井サチさんと対談させていただきました。
サスティナブルな社会の実現に向けて、やるべきことで、かつ、今できることに取り組みながら、経営をしていきます。
向山雄治
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