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『模範であること』~映画から学ぶ経営~

おすすめの映画の一つに、
『任侠学園』というものがあります。

初めて『任侠学園』を見たのは、
たしか、台湾に行く飛行機の中だった気がします。

『任侠学園』っていう言葉を聞くと、
喧嘩モノの映画なのかなーって想像しちゃいますけど、実は、経営難に陥った学校を再建する映画なんです。

義理人情やコメディがコラボレートした感じで、
めちゃくちゃ感動します。


特に、日村誠司(西島秀俊さん)が所属する、
阿岐本組の組長を演じる西田敏行さんの演技力が凄いです。

心が打たれます。

特におすすめの場面です。

【場面の説明】
学校再建のために理事長に着任した日村誠司(西島秀俊さん)が、深夜に学校に侵入し、野球のバットでガラスを割っていた生徒を叱る。
その後、その生徒は反省することなく、母親やPTA会長に、日村誠司がヤクザだとバラして、さらには暴力を振るわれたと嘘の報告をする。
母親やPTA会長は、生徒に謝罪し、防犯カメラの映像を渡さなければ訴えると、組長(西田敏行さん)を脅迫する。
組長は、どうぞ訴えてくださいと答える。


組長(西田敏行さん):
『わたくしどもの流儀がお気に召さないのは、まあ、これは、仕方ありませんわ。だけどね、お母さん。』

生徒の母親:『はい。』

組長(西田敏行さん)
『この日村はね。』
『この日村誠司は、あんたの息子さんが悪いことしたから、人生の先輩として、人として叱ったんですよ。』
『この日村誠司はね。訳あって、ガキの頃、世の中から背え向けちまいましたけどね。』
『だけどね、お母さん。こいつはね。人の道だけは外したことねえですよ!』
『すごいですよ、こいつは。筋通してますよ。』

向山雄治 株式会社RNS


メリットやデメリットではなく、
人を信頼し、本質から人が変化して前進する関わりをしていて、すごい映画だなと思います。

「言っていること」と「やっている行動」を一致させ、模範でいる姿には、たくさんの学びがあります。

「経営理念に筋を通していく」

いち経営者として、事業展開の方向性を示し、スタッフチームを力付けし、自分自身が模範として、一番仕事をしていきます。


向山雄治
https://www.instagram.com/yonkuro0801/
https://twitter.com/mukai_yonkuro

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