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#よんなな朝の歌 ’23.9④


2023.9.18 くるり「赤い電車」

おはよんなな。赤い電車と言って、地域柄「あの電車」を思い浮かべるのは私。この曲のモチーフは京浜急行。途中ドレミファインバーターのブロロロロ…が入ると旅情を掻き立てる。あてもなく三崎口駅に降り立ったあの日も、いい思い出。
午前6:47 · 2023年9月18日

 僕が住んでいるエリアの「赤い電車」は泣く子も黙る名古屋鉄道、なんですけれども…この歌のモチーフになっているのは京浜急行電鉄。搭載されているVVVFインバータがいささか特殊な音を出すことで有名な、そんな路線の赤い電車。
 京急本線の三崎口方面から品川駅を目指すようにこの歌をロードムービーを意識して口ずさむと、赤い電車が都心に向かうごとに変わっていく風景が思い浮かぶ。京浜急行の示す「東京」は品川。山手線の南端あたりではあるが、三崎口の自然豊かな情景から1時間と15分。港町と都会を繋いでいる一面も旅情深い。

2023.9.19 Skoop On Somebody「きみには弱い」

おはよんなな。きみには勝てっこない、そんな恋をしてみたい。勝とうとは思わなくてもいい、何よりも「きみには弱いんだ…」と小さな微笑を交わすくらいでいい。それが愛情表現といえるならば、最大限に捧げたいのよね。
午前6:47 · 2023年9月19日

 きみには弱い。そうやって女性をリスペクトする恋愛がいいなと思う。どんなに肩で風を切ったように歩いていても女性の前では「ただの男」。情けなさも甘えたも、一切のプライドもなくて居られる存在が心地よくて。
 元来、男はマザコンである。どんなに威張っていても母親には弱いように、どこかで脆さを曝け出すことのできる場所を探している。Skoop On Somebodyは女性に訴えかける楽曲が多いのだが、男目線で曲を見ていくとまた味わい深い一面を見ることができる。2023年の新曲、よく聞き込もう。

2023.9.20 山口百恵「秋桜」

おはよんなな。少し時代を感じる部分はあるけれども、「結婚」ってこういうことだよなと…ふと思う。嫁ぐ娘を思い心配するのは親心。笑い話に時は変えるとは言わないけれど、答えはたくさんあるけど…苦労の先に、何でも道は開けるよね。
午前6:47 · 2023年9月20日

 …ただね、結婚の気苦労を想うのもまた今の感情で。見た目順風満帆のように見えても、本当にうまくいっていない方って数多くいるものだなと。
 結婚してもどこかに不満を持つのは、しっかりと意思のある人間だからこその行動だから。「苦労はしても、笑い話に時は変えるよ」とは言っても、一旦生活の中に入ればそうも言えない。
 浮気は大抵ワガママのなれの果てか、相手の不作為。前者は男、後者は女の原因に多いかなと思っている。どちらにしても、末は笑い話にするくらいのところで留めおいた方がいい。耐える側に苦労を掛けてはいけない。

2023.9.21 KIRINJI「LEMONADE」

おはよんなな。苦くて酸っぱいレモンをレモネードに変えたい。その「砂糖」というエッセンスを加えるだけで、どうして爽やかなものになるのだろう?そんなことをふと思って。絞ったレモンの酸っぱさも好きだけど、やっぱり甘々よねえ。
午前6:47 · 2023年9月21日

 この楽曲のことを理解するときに、「ああそうか」と思った。この曲の明るさと女声にフィットした曲調は、KIRINJIの楽曲というよりもむしろ「THE IDOLM@STER MASTER PRIMAL POPPIN' YELLOW」の中の1曲だったんだなと。
 作詞作曲の堀込高樹の作品としては自分の趣味の範囲であるとNegicco「愛は光」を思い浮かべる。アイドルに物語を語らせるという意味での「歌」の作り手として、全てにおいて理解の深い人だなと感心していた。それゆえの「あ、それ」という感じ。

2023.9.22 スピッツ「君が思い出になる前に」

おはよんなな。君が思い出になる前に…、言葉を追うと哀しさに溢れた気持ちになる。思い出の彼方に居なくならばその方が「いっそ」とは思うのだろうけど。まあ、思い出になるだけいいのかね。そういうことにしておくか。
午前6:47 · 2023年9月22日

 SPITZというバンドは、実にいい意味で「青臭いバンド」だ。穏やかなメロディーラインに草野マサムネの爽やかな歌声を載せて、青春の一節を切り取るかのように歌い上げるさまは、中高生の揺れる青春のそのものでもある。
 ちょうど彼らが世に出るあたりの頃に自分が中高生の頃と言うこともあったのだが、彼らの歌声がその頃の思い出とシンクロしてくる。言ってみると同級生と肩組んで歌いたくなるような安心感に包み込まれた感じ。まさか、彼らがパンクロックの人たちだったとは到底思えず、その話を聞いたときに思わず声を上げたものな。

2023.9.23 倉木麻衣「Reach for the sky」

おはよんなな。懐かしいね、倉木麻衣。2000年代の前半という時代を感じさせる。かと言ってギャル然としてないところが好きでした。天に届くような声を生で聴くチャンスはなかったけど、このライブは聞いたら震えたろうな。
午前6:47 · 2023年9月23日

 倉木麻衣という人は、デビュー当時のメディア戦略によって「謎めいた存在」というイメージがあった。思えばビーイング系のアーティストは素性を見せない方針のアーティストが大多数だったよなと思い返していたが、このクリップは2003年のライブ映像である。アーティストによって濃淡があって然るべきではあるが、少しばかり意外に思った。
 そういえば、彼女は今でもコンスタントに作品を発表し続けている。枯渇しない創作意欲には驚かされるのみだ。トップアーティストであり続ける姿は、同年代として尊敬、である。

2023.9.24 T-SQUARE「TRUTH」

おはよんなな。今日は鈴鹿でF-1日本GP決勝なんです。この曲、それ思い出すと衝動的に聴きたくなるんですよね。ただし車の中で聴くとアクセルを強く踏んでしまうぞ…そんなある種危険な楽曲。だから今日は深夜の国道で聴くなよ…マジで。
午前6:47 · 2023年9月24日

 ここで紹介している体制のT-SQUAREは、1991年~1998年の本田雅人時代のものである。前任の伊東たけし時代は「主旋律たるサクソフォン」という位置づけを示していたが、本田のそれは「テクニカルに吹き通す」スタイル。スタイルの優劣で語るべきものでなく、それぞれにサクソフォンとは何か?というものを示している表れであることを強く感じる。
 本田の演奏で強く感じるのは、躍動感の表現力と力強さ。フォーミュラカーが疾走し、カーブをテクニカルに走り行く姿を思い浮かべるのは…本田の音なんだよな。

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