見出し画像

月曜日のトゥリャトゥリャ

 うっし第二部。夜の部開始じゃ。
朝から契約先で連続会議で今になってしまった。PC2台持ちで腰が限界MAX!かつ、会社のあるビルのカフェに移動して別会社の契約仕事をやっつけにきた。ああもうこれだけで自分を褒められる。ようやっとる。

 都会の秋が大好きで、『高層ビル群に色づいた街路樹』などの組み合わせは問答無用でうっとりさせる。ここにからからに乾いた風があってほしい。喉すら傷めるようなからっからの風が。
 契約先のひとつがあるエリアは、自分としては人生でもほとんどなじみのなかった界隈で(いや一駅ずつ前後すればかすってはいるのだ)、押しも押されぬビジネス街であり都心の交差点ともいえる。なじみがなかった故に、このエリアの秋に変化していく光景が非常に新鮮に映る。

 先週、ひとつ打ち合わせがあって出社をし、陽だまりのピロティ―に多くのビジネスパーソンがお弁当を食べたり本を読んでいる姿がまぶしく思え、今日は私もそこでランチをする、とかたく決心していた。出掛けに小さなおにぎりを二つむすんで、出先でサラダを買った。
 ほんの少し風が冷たくはあるが、屋外で食べるお弁当はなんでこんなにおいしいのか。行きかう人たちを眺めながらダイレクトに風を感じられて良いリフレッシュタイムであった。

 延々と人を変えて会議がつづき、17時を回ると完全に電池が切れた。カフェインと糖分を求めて一休み。階下までおり切るとそこは回廊で天井は吹き抜けなので、またしても風を感じてコーヒー摂取。チョコレートがじわじわとこの身を浸食し、再びシナプスがつながり始める。これこそが充電という感じ。

 最後の力をふりしぼって書類をまとめ、挨拶をして脱兎のごとく夜の部のため移動。書いていて思ったが、やっぱり完全在宅なんて自分にはムリ。外に出て人と関わって、風に吹かれてライブを感じていたい。
 そろそろ気分を変えることができたようなので、仕事にかかります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?