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鬱だって、オシャレもしたいし恋もしたい#3

祖父が死んだ。

四七日の夜。

私は服をもらった。
古着好きの私は祖父の死を悲しむ暇もなく
祖父の部屋から服を選んでいたのだ。

それが何の感情の表れかは知らないが
とてつもない罪悪感に襲われた。

そして次の日
その罪悪感すら忘れ

その服を着て私は遊びに行くのだ。



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