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単行本か文庫本か。

本を買うなら、単行本か文庫本か、はたまた電子書籍か。

電子書籍となると、読む媒体が違ってくるけれども、スマホがあるから、最近は電子書籍を好む人も多いのだろうな。


僕は紙一択であるが、一応Kindleも持っている。
全く使っていないが。そしてどこかへやってしまって、探しているところでもある。


まあその話は置いておいて。
紙となると、最近は単行本である。


昔、というより学生時代は圧倒的に文庫本派であった。正確に言えば、高校生頃まで。
あの時単行本を買うことは憧れでもあった。


単行本というと値段が高く、持ち運びするには大きく、重い。


文庫本に比べてデメリットが多いように見えるが、メリットもちゃんとある。

ハードカバー(ソフトカバーもあるけど)で文庫本にはない豪華感がある。

そして何よりも小説が新刊で出る場合、ほとんど単行本であることが多い。
このメリットはだいぶ大きい。

ただやはりお金の使える額が決まっている学生には、単行本というのは少しハードルが高い。
単行本一冊で文庫本2、3冊は買えてしまうのだから、それは当然なのかもしれない。


お金の面で言うと、一番安いのは電子書籍だったりする。となると、特に紙にこだわりがなければ、電子書籍が良いのかもしれない。スマホ一台で何冊も持ち運びできるわけだし。

電子書籍ユーザーが増えるのも納得である。
ただそうなると本屋が閉店に追い込まれるので、紙派からすれば、紙の本も買って欲しいなと思う。

本屋という場所は、買っても買わなくても楽しい場所で本との出会いの場所でもある。


とまあ話が違う方向へ脱線してしまったが、
話を戻すと、

高校生までは、親からのお小遣いで欲しいものを買っていたから、単行本に憧れを抱きつつ、文庫本を買っていた。

しかし、大学生になると学費や交通費を稼ぐためにバイトを始めた。
バイト代の半分以上は学費等に持っていかれたが、それでも高校生よりはゆとりがあった。


だから単行本を買うことも増えていった。
とはいえ通学中の電車で読むには邪魔で、文庫本を買うことも多かった。


そして社会人になり、大学生よりさらにお金にゆとりを持てるようになった。


社宅である故に職場は近く、通勤は徒歩圏内。
どこかに出かける以外電車を使うことが無くなり、本を読むのも基本的に家であることが多くなった。


そうなると文庫本にこだわる必要もなくなり、新刊の多い単行本を買うことが普通になった。

なんなら中学生の時に買った文庫本の単行本を買ったりもしている。


しかし僕は積読家であるから、本を買っても全然読まない。単行本は文庫本に比べ、場所を取る。


先日も買ってしまった。好きな作家さんだったから仕方ないけど、もう本棚はいっぱいで、本棚の前に積まれていってる。


そのうち、単行本の重みで床が抜けて、下の駐車場に落ちてしまうかもしれない。

それはそれで面白いがそうならないよう、うまく電子書籍を使うのもいいかもしれない。

スマホで本を読むのはしんどいから、ひとまずKindleを見つけるところから始めようかな。

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