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石の学舎

ストアカから届いた、2度に渡る「非承認」の連絡。




かねてから、講座開催を企てていた、
"中小企業診断士が聞く! モヤッとトークショー"という講座。



講座内容については、詳しくは上記の記事をご覧頂きたいですが、
"これは、絶対面白い"と、確信が持てる内容だっただけに、
講座申請を、2回取り下げられたのは驚きました。






私がやりたかった講座は、一言で申し上げれば、
"普段、話せていないことを話してもらう”講座です。



通常との日常会話では、気軽な話題や、相手に通じる話題、
テンポ良くやりとりできる話題が好まれるため、
上記に該当しないようなことは、なかなか話す機会がありません。



その為、誰かに話せずに、頭の中にモヤモヤと滞留したことは、
おそらく多くの人が抱えていて、それは表に出てこない。




私は、そこにこそ"アイデアの原石"があると見ました。




それは、いかにも面白そうなことでなくても良いです。



ずっと気になっていたことや、疑問に思っていること、
物凄く些細なことでも、何となくヘンなことでも(笑)、
どんな内容でも良いと思っています。



人に話す場面に恵まれなかったそれらの話題は、
おそらく、相手に伝わる形にまとまっていないでしょうから、
その話を聞いて(3分)、内容を整理して(2分)、皆で話し合う(5分)。



3分 + 2分 + 5分 = 10分の一まとまりを、
当講座では"モヤッとトーク"と定義して(笑)、
それを1人10分 × 5~6人 = 60分程度。



そこにプラスして、各自の自己紹介、講座開催の経緯と目的、
講座のまとめ等を入れて、全体で2時間弱の内容を考えました。







表に現れていない、色んな方のアイデアの原石を引き出し、
それを、参加者の皆さんの力を借りて磨いていく。



これは、話す機会を得られた本人も、
その話を聞いて、皆と話し合える他の参加者も、
双方にとって、大きなメリットのある講座だと考えていました。




"誰かのやりたいことを聞いて、それを実現に繋げたい"




そんな漠然とした思いから、中小企業診断士を取得した私。



その当初の気持ちにも通ずる講座内容だと思い、
以前、投稿したnote記事でも、多くのスキと共に、
"是非、開催して欲しい"旨の暖かいお言葉を、数々頂きました。







しかし、ストアカからは「非承認」されてしまいました。








その理由としては、




"交流及び相談をメインの目的として開催される
講座については掲載をご遠慮いただいております"



"弊社ガイドラインの禁止事項(下記)に該当する可能性があると判断"



"4.公開をお断りする可能性のある講座及び先生について(一部抜粋)


1)投資、お金、メンタル、スピリチュアル、宗教に関するコンテンツ


2)スキル共有ではないと弊社が判断するコンテンツ
(施術、撮影、セラピー、カウンセリング、コーチング、
 コンサルティング、交流イベントなど)


3)スキル共有とは別の目的のために開催されていると
 弊社が判断するコンテンツ
(教育行為から逸脱する行為、営業、商材販売、
 採用、別イベントへの勧誘など)"




以上のようなことだそうです。






要するに、私の開催しようとしている講座は、



"スキルの共有"ではなく、"交流会"や"相談会"を目的としたもの、



という理解を、先方からされているということです。







昨日、この講座は「交流会でも相談会でもない」旨の返信を、
先方に送付し、「受講者が再現可能な内容である」ことも追記して、
講座ページも更新の上、再度申請をしたのですが、
同じような長文メッセージにより、「非承認」とされてしまいました。



おそらく、ストアカでも過去に、色んな講座を自由に開かせた結果、
様々なトラブルなどが、方々で多発したのでしょう。



その結果、特定のスキルに長けた人物が、
そのスキルを受講者達に教えるという形が、
"確実に担保された"講座のみを、厳しく見定めているのかもしれません。



組織も大きくなると、みるみる役所みたいになっていき、
担当者から返ってきたメッセージも、正直言って、
読んでるだけで頭が痛くなるような(笑)、堅苦しい長文でした。







一昨年の休職時には、10件近い講座をストアカで受講した私。




そこで出会った、ストアカのスタッフの男性は、
若くて、非常にクリエイティブな方という印象を受けていました。






しかし、そこから2年経って、組織もすっかり拡大したのでしょうか。



2度に渡る、長々と書かれた非承認メッセージを読んで、
"これでも講座が開きたいか。やれるもんならやってみろ"という(笑)、
とんでもない殿様商売感を禁じ得ませんでした。







面白くて、創造性に溢れていた"ストリートアカデミー"から、
今や、頭の堅い"ストーンアカデミー"に変わってしまった(笑)、
時代の流れの悲しさを思わせる、そんな一幕でした。







ストアカを普段、愛用されているという方、
ここまでお読み頂いて、気分を害されたなら申し訳ありません。



面白い講座は今でも、ストアカでは多く開講されているとは思いますが、
私の見つけた面白さが、ここで発揮されることは難しいと感じました。



ちょっと、また様子を見ながら、他のオンライン講座の手段を、
ちょこちょこ探しながら、実現に向けて動いていきたいと思います。







"絶対面白い"と、強く確信が持てていることを、
なぜだかやらせてもらえない、このもどかしさ(笑)。





こういうことって、日本では結構多いですよね。





しかし、青臭く憤ってばかりでも前に進まないので、
程々に妥協点を見つけながら、今年中に形にしていきたいです。

その100円玉が、誰かの生きがいになります!