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#001 / BLACK LAGOON

「アーメン・ハレルヤ・ピーナッツバターだ」

これは、レビューというか紹介というか、好きなアニメや映画、漫画、本などについてだらだらと書かせていただく、自己満シリーズ(いつもそう)をつくりたいと思い、始めたものです。
記念すべき初回は、わたしの大好きなアニメ『BLACK LAGOON』から。


好きなアニメを5つリストアップするなら、その中に必ず入るであろう『BLACK LAGOON』、通称ブラクラ。
サブスク普及のおかげで、いつでもアニメが観られる世の中になったことにまず感謝。ブラクラは、Netflixを契約しなければ出会わなかった作品だと思います。こんなにハマってしまうとは思ってもみなかった。
先日、2クール分を2周完走。ここで改めて、その記録をつけようと思い立った次第です。

すごく簡単に伝えると、マフィア、ヤクザ、海賊、軍隊、拳銃、爆弾、薬物、煙草、罵詈雑言、そんな感じの物語。
主人公は岡島禄郎、通称ロック。日本のしがないサラリーマンだったけれど、ひょんな事件がきっかけで南シナ海へ。運び屋ラグーン商会の人質に取られ、会社に捨てられ、行き場をなくした結果、ラグーン商会に雇われ仲間になるところから始まる。

とにかく痛快銃撃戦の連続だけど、愉快とまではいかないシリアスな雰囲気もしっかり盛り込まれているところがいい。登場人物たちの生きてきた場所、環境、生き方、仁義や道義。それぞれの暗闇に紛れた過去や信念が垣間見える。それらが、運び屋ラグーン商会を起点に交わっていく様を追うのだけれど、みんなイカれてていい。

あと、強い女の子がいっぱい出るところもいい。ラグーン商会レヴィちゃんはじめ、ホテルモスクワのバラライカ大尉、鋼の肉体メイドのロベルタちゃんなど。地球上で最強レベルの女の子がゴロゴロいる。個人的には、女の子が武器や兵器を持っている絵面ですでに心は掴まれています。

それと、台詞がいい。余計なことを言わない、多くは語らない。でも修飾語はふんだんに。8割方暴言。怒気を含んだ声色。
その中でも作中彼らが特によく言うのは「ケツの穴」。(ケツの穴は余計な台詞ではない。)「ケツ穴増やしてやる」「ケツの穴溶接して、頭に代わりのケツ穴ブチ開ける」、さすがにこれを聞いたときは、おっかなくて泣いちゃいそうだった。

アニメならではの見どころと言えば、やはり動きと音だと思います。
ドンパチしてるときの人物の身のこなしや、銃によって変わる発砲音や薬莢が落ちる音など、いちいち気持ちいい。
2周目にして改めて気づいたのは、ホルスターから銃を出すとき、逆にしまうときの音の精度。本物を見たこと、聞いたことなどないけれど、耳に心地よくて、頷きながら観てしまいました。きっと涎も垂れていた。

結構血が出るし、人が死んだりするので、そういうのが苦手な方じゃなければ、是非...といった気持ちで、まわりのアニメ好きたちにも勧めている作品。
原作漫画はまだ連載が続いている(20周年おめでとうございます...!)ので、いつかそれも読んでみたいです。

ちなみに、ブラクラを観終わった後は数日間口が悪くなります。暴力的な言葉を短期間に吸収するので、咄嗟の反応で出てきます。わたしは「いい加減にしろこのタコ」と「ノータリンだからな...」をよく言っていました。ご注意ください。


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