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「ぼく、〇〇のこと、だいすき。」


一人息子のRっくん(3歳)がよく言う言葉。

「ぼく、ママのこと、だいすき。」
「ぼく、haruくんのこと、だいすき。」
「ぼく、みかんとりんご、だいすき。」
「ぼく、ごまとのりとキムチ 、だいすき。」
「ぼく、ウルトラマンゼットとジードとゼットンとレッドキング、だいすき。」
「ぼく、GOLFとMINIとGT-R、だいすき。」(←3歳児が選ぶ車じゃない笑)

ある日、ことあるごとに彼にだいすきだと伝えていた息子。

ご飯を食べているときに、だいすき。
車の中にいるときに、だいすき。
遊んでいるときに、だいすき。
手を繋いで歩いているときに、だいすき。

そんなある日、パートナーから

「Rっくんって、よく『〇〇のこと好き』って言うけど、普段から?」

と言われた。

考えたこともなかった。
でも、言われてみれば思い当たることはたくさんあった。
息子にはだいすきなヒト・モノ・コトがたくさんあった。

大好きなヒトに、大好きと伝えられる。
大好きなモノを、大好きと言える。
大好きなコトを、大好きと語れる。

それってものすごく大切なことで、ものすごく尊いこと。

彼に言われなければ気がつかなかった。
日々の尊さに気がつかないまま、息子のステキなところに気づけなかった。

大人になればなるほど、自分の気持ちを素直にぶつけることは難しくなる。
いろんなしがらみや、周りからの目を気にして、素直とはかけ離れた言葉が出てしまうこともある。
だからこそ、自分の言葉で自分の思いを伝える力を、息子には持ち続けて欲しい。失ってほしくない。

そのためにはきっと自分も同じように、素直に気持ちを伝えなければ。

Rっくんのことが大好きだと。
怒ってばかりの毎日で、鬼のような顔になっている母でも、心の底かららっくんのことを愛しているよ、と伝えたい。

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