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私の、偏りまくった 愛するカルチャーについて

こんにちは。
突然ですが、わたしは 偏愛がすごいです。

人は、好きなものや影響を受けたもので
構成される部分があるわけだから、


改めて 自分自身で自分の好みを把握しておくのって

自分の部品を知ることと同じだな!!?

と思っているので、自分のために、
自分の「内訳」みたいな感覚で書いてみようと
思いました。

〜〜〜


まず 私は 自分が好きだと思うものに
出会ったとき、それ以降
あまり触れないようにしています。

音楽でも、映画でも、漫画でも。

「大切なもの」を たくさん 聴いて、観て、読んで
何度も心を動かして もしその 心の動きに慣れてしまったら。


例えば

ふいにガスタンクをみて
『ああ、あの映画の雰囲気みたい』
とか、

電車に乗りながら葛西臨海公園のガラスドームを遠くから見て
『この景色、あの曲のイメージみたい』
とか

簡単に思い出せる場所に、その「大切なもの」が
仕舞われちゃうわけじゃないですか。

その度にドキドキして、
このドキドキの回数が増えていってしまうのが
もったいない!とおもう。

衝撃とか衝動ってもっと貴重で繊細なものだから。


「大切なもの」と出会った時の、自分の置かれている状況が
その瞬間の心が動く大きさとすごく関係していると思うから、

何度も触れることによって
ドキドキが上書きされて、初期衝撃の感覚をわすれてしまうのも
もったいないと思うし。

だから、私は大切なものほど 基本封印していて、
たまーに、取り出すので
結構忘れていたり、美化されていたりします。(笑)


〜〜〜


まず、好きな音楽の話。


わたしは「ザ・テレキャスター」のような
鋭くて、切り裂くような、ギターサウンドが好きです。


そこに、音を通して、情緒や哀愁が感じられると

超、心動き始めます。

学生のとき?
ナンバーガールを知った時は衝撃でした。


90年代後半から、00年代前半を特に彩っていたギターロック
ナンバーガール、ミッシェルガンエレファント、ピロウズ、シロップ、
グレイプバイン、ART-SCHOOL……



実は 映画も、90年代〜00年代の邦画が好きです。

あの時代の邦画って、なんか、別になにも起きてなくても、
ずっとギリギリな…危うい感じ…?のものが多い。


北野武監督作品や豊田利晃監督作品、今敏監督作品や当時の是枝監督作品。岩井俊二監督作品も。


空気感で言うと(話がどう、とかは置いといて)

偶然にも最悪な少年やスクラップヘブン、
PicNic、46億年の恋、
あと浅野忠信がヤバイオタクを演じている
[Focus]って映画も90年代らしくて面白かった。

庵野秀明監督の、その時代の実写映画ももちろんそうだけど、アニメのエヴァもね。

アニメ映画のメトロポリスとかも。


漫画も90年代に好きなものが多い。
岡崎京子とか、魚喃キリコも。
ポップなのになんか暗いの。


生活のすぐ隣に、絶望みたいなのも、共存してる雰囲気というかね。
でも、それが圧倒的日常。

なにあれ、超〜好きなんだよね。

この雰囲気を私は勝手に 世紀末感 とよんでいます。


〜〜〜


私は、自分の好きなものとか、自分のことを
口頭で人に話すのが すっっごく苦手です!

明確に、自分の中では 答えはあるのだけれど、
口にするとどうしても軽くなってしまう、というか、
軽くしてしまう。

ありがたく 私に興味持ってくれた人がいたとして、
どういうのが好きなの?って言われても

「90年代くらいの…ヒリヒリした雰囲気っていうか。バタフライナイフ…みたいな?キレる若者っていうか…暗いのが好きってわけではないんだけど…世紀末感というか!」


とか

「2000年代の邦画とかの、日常の中でちょっとしたことが起きるけど、最終的にそれがなかったかのように日常に戻ってくる系の!」


としか言えないのです。


他にも好きなものは たくさんあるので
これも、私の部品のたった一部なんですけどね。

でも、別に 人にうまく伝えられなくても、良いのかもしれない。
と、今、書きながら 結局ですが 思いました。

言葉に対して持つイメージだって、そのひとの
今までの経験や感動の蓄積で変わるし

人それぞれなのだから⭐︎



ちゃんちゃん♪



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