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ピレネーを超えるとそこはアフリカ!!スペイン12日目ー欧州放浪記ー

2023/08/13 晴れ

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

本日はEURAIL Passも切れて決まったので地道に南を目指して移動していきたいと思います。

正直スペイン国内移動しようとするとほぼ予約必要だったからまぁいいかなって思ってましたからね。

まぁRenfeめっちゃ高くてドイツと大差ないかーって内心思ってますけど。

とにかく今日はマドリードに泊まりたくなくてトレドに宿取ってしまいましたのでトレドまでなんとかしていく必要があります。

と、言う事で朝はパンプローナからサラゴサまで電車で行って、そこからマドリード行きの電車に乗ってマドリードからトレドまでバスか電車で行くって事になっています。

サラゴサ行きの電車が9:20なので朝は比較的のんびり朝ごはん食べた後、8時ぐらいから街の様子を見に行こうとかと思ってましたが、やる事やっていたら思ったより時間がかかってしまって8時30分に宿を出て2キロ歩いてパンプローナの駅へ。

朝の川沿いの道って事で朝から爽やかな一日になりそうです。

駅近くにでかいゴシック式の教会を見つけてこっちにもあるんだなって思って旅の安全を祈って駅に9時到着。もう来ていた電車に乗り込んで出発を待ちます。

ついでに乾いてなかった洗濯物をつってちょっとでも乾かそうと思います。

これ恥ずかしいからあまりやりたくないのが本心なのですが背は腹に変えられません。

Renfeは残念ながら電源もwifiもなし。

まぁ予約もいらない電車ですしね。

めんどくさくてアプリでチケット買ってしまいましたけど、まぁ駅でチケット買ってもよかったよなとは思います。

駅で買ったら16€です。

電車は日曜日なのにめっちゃ混んでいます。

1日一便しかなかったからもっと需要ないのかと思ってました。

そんなに需要あるなら増便したらいいのに。

とにかく9:21に電車は発車。

走っていると見事な水道橋が。ローマ時代の遺物だと面白いのですがどうでしょう。

とにかく幸先がいい。

しかしそれと同じくらいの妙に揺れます。電車とは思えない揺れ方してとても読書などはできそうにありません。

ドイツの電車が懐かしいレベルです。

そして到着予定時間になっても一向にサラゴサに着きません。スペインの電車定時に動いていた記憶ないからまぁそうだろうなと。

結局11:40サラゴサ到着。

とにかくさっさとご飯食べようとホームでご飯食べた後、トイレ行きたくなって探したらなんと1€。

おかしいな、スペインは取らないはずだと思っていたんだけど。

しかし、我慢できなかったので1€お支払い。

トイレ一回160円かー

なんかトイレのサービスとして近くの喫茶店で使える割引クーポンもらいましたが、多分使う事ないでしょう。

なんか妙に広い駅をさまよった後でバスで街の中央へ。

一回1.5€でした。

しかし目指していた場所にはバスは行かず仕方なく降りて川に向かって歩く羽目に。

解せぬ…

とにかく歩いてなんとなく目当ての大聖堂へ。

で、でかい。

これまでたくさんの大聖堂を見て来た僕からしてもとにかくでかいと言うのが印象です。高いじゃなくて広いって言うのが形容するに相応しく、高さはそうでもないのにとにかくでかい。

何を考えてこんな面積のでかい教会を作ったのか。おまけになんか結構カラフルな装飾もされている。

そう思わずにはいられないほどの大きさでした。

中も見学に行きましたが、ミサの途中だったみたいであまり見ることはできませんでした。

でも、壮大さだけは感じられたので行って良かったと言えるでしょう。

その後近くのローマ時代の遺跡を軽く見た後で、アルハフェリア宮殿に行ってみる事に。

バスで行こうかと思いましたが歩いてもあまり変わらなさそうだったので歩いていきました。

途中でまたそれなりにでかい教会があったりとなかなか楽しい。

ちょっと疲れたので宮殿に着いたら軽くて休んで中を見ようしました。

けど、どうもお金が5ユーロ必要らしくまぁ時間もないしいいかって感じです。

で、またしてもバスで駅に戻るかって思っていたら歩いても大差ないなーって事になったので歩く事に。

なぜこの炎天下に歩いているのかさっぱり分かりませんが、歩いて駅に到着。

電車でも良かったのですが、ちょっとケチってバスで行く事にしました。

買ってから気がついたんですけど、これマドリードの中心部じゃなくて普通にかなり遠い所な気がします。

18:30到着で今日中にトレドに行く必要があるのに待ち合うのか?って疑惑めっちゃ大きくなってます。

やらかしたか?

19:45の電車に乗れば21時までには着ける計算してますが果たして。

とにかくバスの時間まで待っていたら14:00バス到着。バスが来た以上は動くしかないので少しでも早く着いてくれる事を願ってます。

サラゴサからマドリードへバスで移動する訳ですが、一言で言うと素晴らしい。

とにかく剥き出しの大地に背の低い植物。そして大量の丘陵地の連続でその組み合わせが何万通りもあるので景色が常に変わっていて非常に美しい。

苔のような植物で覆われたところや逆に全く植物がない所。植物が多くなったり全くなくなったりとにかく変化の連続で見ていて全く飽きません。

人が住むのは大変そうですけど、地球ってこうなってるんだなって理解するにはうってつけの場所だと言えるかもしれません。

16:00ガソリンスタンドで休憩。

流石に何か軽く食べておかないとなと思って見てるけど、高くて迷った末にコーラ一本とビスケット一袋。なんと3.9€も行ってしまいました。

なんてこった。たったこれだけで、こんなに行くなんて。

スペインもうちょっと安かった記憶あるのでこれからはスーパー以外じゃ買い物しちゃいけないなって思います。

16:20またマドリードに向けて出発。

あれだけ荒涼としていた景色は消えてなだらかな平地に変わっているのはとても興味深いし、だからこそマドリードがあの位置にあるんだろうなって思いますよね。

17:51懐かしのマドリード外周部到着。気がついたら完全に寝てましたけど。

18:00 マドリード空港到着。マドリードの空港ってこんな外周部にあったんだなって改めて感じる所です。

18:25まさかの10分前到着。アトーチャ駅に行くために例の赤いカードを購入。

あーあ、持ってこれば良かったよ。2.5€も発行手数料取られましたからね。

そして6番で移動してアトーチャ行きの電車に乗ろうとするとチケット別に買う必要があると。

2.2€で新しいチケットを購入して電車を待ちます。

そしてアトーチャ駅到着。トレド行きの切符を購入するためにパスポートまで必要とかで意味わからんとか思います。

なんでこんな近所に高速列車使わないといけないんだから。

運賃この距離でなんと14€。バスで行くと半額なんですけど、タイムイズマネー。

もう夜の時間なので仕方なく駅でエンパラーダ二つ購入。なんと7.5€でした。

そして、もう日曜だしいいかって思ってクロワッサン買ったら2.75€。

出費激しい国だわ。

この国物価でとてもそれに耐えられる給料もらってると思えないからバルト三国にあんなにスペイン人いたんだろうな。

そしてたかが30分電車に乗るために荷物検査。相変わらず危険なのかそうなのか分からない国です。

更に当然のように電車が来ない。

やっぱりバスで行くべきだったかー。

つい時間も時間だからって理由で電車にしてしまいましたが、ダメな選択でした。

19:43ようやくプラットホーム発表。なんでこの距離でこんなに大変なんだと思わずにはいられませんがなんとか20時までには駅出れそう。

しかしこのスカスカの電車が完全予約っていうのは意味が分かりませんよね、正直。

明日も当然帰ってくる必要あるわけで、どうしましょうと思ってしまいます。

19:51トレドに向けて発車。

なんかこの電車の存在そのものがスペインの迷走を物語っているようです。

おまけにwifi飛んでないし。まぁたかが30分なんで別にいいと言えばいいのですけど、これだけ高い電車の癖にケチくせえと思ってしまいます。

そして揺れる揺れる。

え、これわざわざ予約必須な高速鉄道なんだけど、どんだけ揺れるんだってぐらい大揺れ。

とにかく30分乗って間に街とかも全くないんだなって思っていたら気がついたら到着。

本当にこれ必要か?って思いながら夕方のトレドの街を見るべく歩いて丘の上へ。

橋を超えたらなんとエスカレーター完備。なんて楽な街なんだと思いながらエスカレーターに揺られて街の方に行きます。

夕方のトレドの街は素晴らしいの一言。マドリードで過ごすより遥かに良い。

しかし夕方なのに暑い…。

なんとか宿に着いて、もう21時。

しかし明らかにまだ夕方だからまだいいかなと思ってちょっと外の様子を見に行きます。

適当に歩いて大聖堂まで行った後帰って来て、トレドの街の様子をベランダから見て満足していました。

今回はここまで。

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冒険者の夜舞でした。


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