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バスクの誘い!バスク地方を縦断!フランス8日目、スペイン11日目ー欧州放浪記ー

2023/08/12 晴れ

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

本日はまたEURAIL Pass最終日。

時間が経つのはあっという間です。

しかしその甲斐あってなんとかフランスの端っこまで来る事ができました。

今日はピレネーの西側の大西洋を超えてスペインに入る予定になっています。

今日はトゥルーズに戻ってそこからスペインに行こうと思ってましたが、また僕の内なる声が言う訳ですよ。

ここまで来たのにバスク行かなくていいのかって??

いや、バスク行きたい!

と、言う事で今回はピレネー山脈西側を通ってスペインに行く事にしました。

なので本日は6時起き。完全にまだ夜ですよ。

本来なら完全に時差入れないと行けないけど、パリ基準で考えてるから時差入れるとめんどくさいってパターンですね。

昨日は寝ようとしたらおじいさんたちが喋り始めるって言うもう23時やぞ!

って思ってしばらく放置していたら全然やめなくて、黙れって言ってしまいましたからね。

おまけに木造だから人が歩く振動が全部伝わってくる。

ベットはちょっと小さいと、いくら共有スペースが快適でも寝床が悪いとあれだわって宿でした。なので睡眠時間としてはちょっと微妙な感じになってしまいました。

まぁワイン飲んだのが影響してる気もしますしね。

しかし、今日は朝早くから出るから朝食はいいって断っておいて、起きて行ったら用意してありました。

ありがてぇって頂いて6:35に宿を出て駅へ6:57の電車に無事乗れてボルドーへ。

ボルドーでの乗り換え10分しかなかったから不安ですけど、なんとかなるでしょう。

電車はボルドー周辺という事で早朝のぶどう畑の中をひた走ります。

昨日のワイン、ペットボトルの安物だったとはいえ明らかに安いワイン特有の飲みにくさがなかったからそれなりにうまいワインだと思うのですがどうなんでしょうね。

後南の方に来てから思ってましたけど、ベット小さい事が増えたなと。

北欧付近にいたときはあんなに楽だったのにかなり窮屈なベットが増えた印象です。

これは背の高いゲルマン系と背の低いローマ、ケルト系の人って違いなんでしょうね。

こう言う所で違いが明確になるのは面白いですが、それでもベッドが小さいのは勘弁して欲しい所です。

そして間に合うだろうと鷹を括っていたらなんと到着予定時間にボルドー近くの駅で停車。

ボルドー周辺こんなんばっかり。もう嫌になりますよ。ボルドー駅の構造に問題があるとしか思えません。

なんでこんな早朝から当然のように遅延が発生するのか。そんなに便数多くないよね?ここ。

結局ボルドーにつかずに次の電車の発車時間に。なんてこった。まさか早朝だから行けると思ったのにダメなんて。

仕方なく次の電車で行こうと思ってボルドーの駅でしばらく休息した後で、昨日行けなかった教会まで歩いて見学に行きました。

やはりボルドーはあれだけでかい大聖堂があんな真ん中にあるのに同じような規模の教会があるんだからすごい。

帰りも歩いたら間に合いそうですが、疲れたのでもういいかと1.8€でトラムに。

駅に着いて電車に乗りに行ったら、ゲートありで駅員のチェックあり。

いきなり厳しくなるんだなーとか思っていたら予約必要なTGVでした。

やってしまったなーまぁいいか。聞かれたら電車が遅延して乗れなかった事を説明して、それでダメなら12€払ったら追い出されはしないでしょう。

と、言う事で駅員来るまで適当な場所に立っている事にします。

なんか見る限り同じような人がたくさんいて案外みんな予約しないで乗ってるのかな?

ちょっとよく分からないけど、まぁ駅員来るのを待っていようと思います。

9:21 電車は発車。

当然のようにチケットチェックやり始めてゲートあるのに厳しいんだな。

と、言う事でグローバルパス出して、パスポートチェックされていけるかな?

って思っていたら予約は?ってやっぱり聞かれて乗ろうと思っていた電車が遅延したんですよって説明しようとしたらもういいよって見逃してもらえました。

いや、助かった。とにかくこれでなんとかスケジュール変えずに南に向かう事ができそうです。

どうせダックスまでの景色は昨日見ましたしね。

しかしずっと立っているのも辛いのも確か。

と、言う事で座ったり立ったりを繰り返してバイヨンヌまで過ごしてバイヨンヌに11:04到着。

こんな時間通りきっちり動くんだなって気持ちと、いやこれ優先順位つけて近郊の電車はいくら遅れても仕方なしみたいな感じで運用してるな。

資本主義ここに極まれりって感じかなって気持ちの半々ぐらいですけど。

とにかくバイヨンヌに着いたので街へさっさと向かいます。バイヨンヌはでかい川を渡って向こう側って事なのでさっさと渡ります。

橋には大量の国旗がはためいていてちょっと探した感じ日本は入れてもらえてないみたいで少し寂しく感じます。

まぁこんな遠い所で日本なんて東洋の島国の存在を意識する方が難しい以上仕方ありませんが、いつか入れてもらえるようになりたい物です。

そして、いつもと違う大聖堂へと赴き、中に入るといつもの感じとかなり違う事に気が付きます。

中をずらっと囲んでいるのは彩色された人形の数々。

これはこれで圧巻ですけど、やっぱりフランスでもバスクまで来ると宗教様式もかなり変わるんだなと興味深い。

ついでに外を見ていると中庭も完備していたりしました。

大聖堂を出て、川の向こう側に向かっていると城壁の跡が大量にあり、川の向こう側の方には明らかに砦がありました。

昔はかなり争いの絶えなかった場所なんでしょうね。

フランスなのか、スペインなのか分かりませんが色々あったんだろうなとそれだけで感じる事ができます。

疲れたのでお昼ご飯を食べながらバイヨンヌの街を見ていたら日本語が聞こえて来ました。

こんなバスクにまで日本人がいるのか。日本人って思ったよりはるかに広範囲にいるんだなって思いつつ12:00に駅へ。

時間あったら話聞いてみたかったのですが、休みの日の家族サービスの最中みたいでしたし、僕も駅に行く必要があったので軽くあいさつする程度にしておきました。

次の電車は12:15なのでかなり余裕がありますが、時間通りに来てくれるのか…

そこはよく分かりませんよね。

と思っていたら普通にやって来ました。

遅れる時と遅れない時の差がわかりませんが個人的にはTGVの運行が絡んでそうな気がしますけど果たして。

オンダイヘへの道は左手はペレネー、右手は大西洋と言う事でどっちを見ればいいのか分からない嬉しい悲鳴。

12:49オンダイヘの一つ前のビーチの駅に到着。早速歩いてビーチへ。

流石に夏の大西洋のビーチ。かなり賑わっております。でも風があるでちょっと寒いかも。

しかし、白い海と青いビーチで気温以上になかなか快適です。

ちょっと芋洗い状態のビーチを後にして対岸のオンダリビア行きの船が出る港へ。

みんな並んでいるからこれかなって思って聞いてみたらここだと。

と、言う事で13:15ぐらいから列に並びます。どれぐらいで行ける物なのか分かりませんが、早く着く事を祈ります。

ついでに久々に錆びついたスペイン語を引っ張り出してスペイン語モードへ。

ここからはスペイン語の方が便利ですからね。

フランスもフランス語話せると楽だったなーと思事結構ありましたし。

13:35ギリギリ僕の前までで乗船終わり。悲しい。次の便みたいです。

あとちょっとだったのに仕方がありません。

13:44船到着。無事先頭で乗り込みます。

一人2.3€で地球の歩き方情報からはそれなりに値上がりしてます。

10分程乗って対岸のオンダビリアに到着。フランス側の海岸と違ってこちら側は完全に漁港。

土曜日なので人だかりもあり活気があります。

それに建物の雰囲気が更に変わりました。緑の模様が面白い。

盛況な場所を抜けて一路丘の上にある教会へ。

残念ながら目の前の王城は改修中でしたが、サンタマリア教会は見学できました。

これもまたカトリックの極みのような中に細かい彫刻が正面に置いてあってスペインの中でも信仰の高い場所なんだなた思います。

14:40 待っているとE27ってバスがやって来てサンセバスティアンに行くと言うので乗せてもらいます。こっちの方ではドノシタって名前みたいなのでバスク語なんでしょうね。

お値段は2.7€でした。

1時間ぐらいで着くといいなと思います。

まぁ今日は色々読めない部分が多いから17:15のバスを予約しておいたのでなんとか間に合いそうで一安心。

よっぽど予約しないでやろうかと思いましたが土曜日って事で危険かなって事で予約しました。

平日なら行って券売機で買えるでしょうしね。

14:45イルンの街到着。なかなか賑わっている様子。

15:28 ドノシタ到着。

大体1時間ぐらいなので予想通り。

バスの時間が17:15なので17時ぐらいに行けばいいかなって感じですね。

とりあえず旧市街地の方に行ってみて教会の材質が明らかに変わった。中身も変わったしバスクって言っても結構色々るんだなって思ったりします。

まぁ中はお金入りそうだったので諦めて街の高いところにある城壁跡へ。

登って20分ぐらいと聞いていましたが、重い荷物背負って登るのは非常にくたびれましたし、1番最初の14キロあった時代だったら途中で断念したかもしれません。

それぐらい大変でしたが、登りきった場所から見る湾の様子と街の様子は最高でした。悲しい事に更なる上にはお金いるみたいだったので諦めて、休んだ後下山。

新市街地方面にそびえ立つ大聖堂の方へと歩いて行き、大聖堂を少し見てバスターミナルへ。

16:45ぐらいにバスターミナル到着。おやつに懐かしのエンパラーダをスーパーで購入した後で、トイレに。

トイレお金いらなくてスペイントイレお金取らない国だっけ?となりました。

バス乗り場に行ったらパンプローナ行きのバスが2台表示されていてよく分からんが、乗るバスはまだ来てないんだろうなと思って様子を見てました。

予想通りバスが後から到着。17:19 バス発車。

あの時間に来てすぐ出るなんて優秀すぎる。

18:30 パンプローナに着くらしいので車内でしばらく待とうと思います。

しかし、あれだけ晴れていたのになんだか曇って来てあれ?みたいな気分になりました。

気が付いたらうとうとしていて気が付いたらパンプローナ近くにまで来ていました。
流石にそろそろ疲れが出ている模様です。
今日の朝も早かったですしね。

バスターミナルからパンプローナの街の方へ歩いて宿に19時までにつけて一安心。流石に土曜日だけあってどこもかしこも飲んでる人ばかりです。
まぁいつも夕方は飲んでる人ばかりな気もしますけど…

今回はここまで。

ここまで読んで頂きありがとうございました。
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冒険者の夜舞でした。


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