オペア滞在1年記念日 〜オペアを検討している人たちへ気をつけなければいけないこと〜
5/13(月)現地時間 20:00
Servus!!🇩🇪
現在ドイツでオペアをしている
Ryoji ( Rieeji )です。
なんと本日にてAu-pair生活を無事に一年迎えることができました!
まだ、終了したわけでは無いのですが、この機会は絶対に逃す訳にいかないので、
前日から少しこの寄稿を書いていてしまっています。
最近、「嬉しい事に僕の記事を見てオペアを考えています。」という人が数人ですが現れて、
とても嬉しい限りで御座います。
残念ながら、ドイツオペア男性一号(しっかり一年通して行った人)では無いことを先週に知ってしまいましたので、あまり偉いことを言えるような立場では無いですが、僕の投稿をきっかけに
ドイツ男性オペアが段々増えていったら嬉しいなと同時に、立派なことをしていると誇りに思います。
モットーである、人の役に立つことが出来ていることを直で実感出来ているので
自己満でしかないですが、継続していて良かったと思います。
というわけで、今回は今後日本人オペアを考えている人や、未来のオペアさん達へ、
僕のこの1年間の経験をまとめていきたいと思います。
おそらく、1年間の中で二つの家族を経験した日本人男性オペアは、今現在
僕だけであろうと思います。
(どんだけ唯一無二になりたいんじゃ)
家族の選択の仕方
前述のように、僕は2つの家族を異なる状況で経験することをしています。
初めは全くドイツ語が話せない中で、独独Family(両親両方ドイツ人)に飛び込みました。理由としては、ドイツ語に触れる機会を短期間で増やしたかったからです。
英語が当時は少しだけ話すことが出来ていたので初めは英語でコミュニケーションをとっていました。しかし完全な英語で無かったので、おかしいところや疑問があった時は、翻訳機を使って説明をしていました。
これはなかなかストレスが溜まりますし、母国語で言いたい事をガツンと言えないのはキツかったですね。
ただ、二つ目の家族を経験している最中で、お金の面で一つ目の家族が怠慢なことをしていた事に気づきました。
それは、今の二つ目の家族がドイツのオペアの規定通り正しく行っているのに対し、前の家族は支払うべお金を支払わなかったり、交渉したとしても、その話が通らなかったりしたことでした。
その家族への信頼や、働くモチベーションがだだ下がりした事は間違いないです。
オペアは言語が達者でないと、このように簡単に足をさらわれることは多いと聞きます。
特に、日本人はですね。
優し過ぎるから!!
もちろん前の家族の状況も、僕のノートを読んでくれてる人や、Instagramを通じて知っている方は既に存じていると思いますが、経済的に本当に崖っぷちな状況でした。
僕もその状況を聞いて把握していたので我慢するところは我慢していましたが、これはAu-Pairが
本来請け負うことでは無いです。
家族間のストレスも肌で感じれる程でしたし、稀に口調の激しい夫婦喧嘩も起こっていました。
そのせいで、自分の精神面もマイナスの域に行ってしまい、当時僕に耳を貸してくれた人には感謝しかありません。
周りの友達にも、所属していたサッカーチームにも心配させてしまい、あの時は本当に迷惑をかけ過ぎました。
なかなかこのような家族に出会う事は無いかと思いますが、経済的に厳しい家を選ぶ事は避けるべきでしょう。
見分け方は至って簡単です。持ち家を持っている家族か、そうではないか です。
前の家族は、3階建てで各階にそれぞれの人が住んでいました。
つまり、家賃を折半している事ですね。
今は持ち家を持っている家にいます。
しかし、この前の家族も一軒家の家を建てている途中で、その請け負っていた会社が倒産する事になってしまったということも、僕がドイツに移住して1ヶ月後くらいの話だったので、何が起こるかなんて誰もが想像できなかったですよね。
(帰ってこなくなったお金が2340万円)
しっかりこの経験を次のオペアをする人には味わって欲しくないので伝えていきます。
結論:持ち家を持っている家族を選べ
自身のドイツ語、もしくは英語レベルはどのくらいか。
これは先ほどの続きですが、このレベルによって地元で友達が出来るかできないかが運命を分けます。
もちろん都心によれば寄るほど、日本人に出くわす可能性は増えていきますが、僕の場合、日本人と離れた生活を望んでいましたので、
ど田舎に住みました。おかげでこの半年間では、かなりの早いスピードでドイツ語が上達した実感があります。
対して、半年間ずっと孤独でした。友達は0でした。
元々、友達がいなくても1人だけでも人生を謳歌することが出来る人間なので、ここに関してはそこまで苦痛では無かったですが
そうでない人は精神的に持たないでしょう。
つまり何が言いたいかと言うと、英語力、ドイツ語力を最低でもA2以上B1以下のレベルに日本で身につけてから
渡独した方が良いという事。
A2超えてB1に近づいてくると、ネイティブと片言ではありますが、コミュニケーションを取ることが出来るので、
話を聞いてもらったり、一緒に遊びに誘ってくれたりします。
これがあるかないかでは、明らかに休日の充実度が変わってきます。
しかも、A2なんて個人の努力次第で半年あれば達成できます。
(英語が出来ない僕が思う感覚です。)
ドイツに来る前にオンラインレッスンを受けて自分で勉強していれば、来た後が楽しくなるだろうし、ドイツ語やドイツが楽しいと思うに違いありません。
個人次第です!頑張りましょう!!
結論 : 最低A2の資格を取ってから来るべし
最初の家族選びはは日独?独独ファミリー?
これはあなたがどうしたいかによります。
この1年間でドイツ語を本気で伸ばすことに専念するのか、もしくはドイツに慣れることを優先するのか。
僕自身は、最初の半年間はドイツ語を伸ばすことに専念しました。その後、色々なことを考慮した結果、家族変更を決断しました。何も問題なければ1年ずっと同じ家に居たかもしれませんが、自分自身の今後の為に変更したことは、プラスの方が多かったように思います。
プラスに働いた事は、
・日独ファミリーの生活の実態が分かったこと。
・都心へのアクセスがより簡単で時間も短縮したことで行動範囲が広がったこと
・語学学校が希望通り行けたこと
・今後の進路を日本語を使い明確に出来たこと
・何か困ったら日本語で相談できること
・日本語を使いたいドイツ人が以前いた地域より確実に多い為、Tandemパートナーを見つけれたこと
・高校時代からの戦友に常に会える距離になったこと
・日本食が食べれるし作れる
マイナスに働いたこと
・とても親切にしてくれたサッカチームとのお別れ
・可愛かった子供達との早期お別れ
・ドイツ語のみの環境から離れて、スピーキング力の低下
ざっと思い浮かべてみたらこんな感じですね。
間違いなくストレスが全く無くなり、現在少しぬるま湯に浸かっていますが、海外生活を送る上で
心の健康を一番に考えたら、良い選択だったなと思います。
同じ田舎だけど全く違う田舎にいる件について
前の住んでいた田舎は、そのブロックの人口が遥かに今住んでいる所より少なく子供も大人も少ない地域でした。
なので、人とのコンタクトが少なく一目見れば見たことある人だ、と気付けれるくらいでした。
そして、周りはほぼドイツ人の人達でした。
今は、子供を持つ世帯が多いブロックに住んでいて初めて見るような人ばかりという印象です。
周りは、国際色豊かで、生まれた故郷が違う国からのママさん、パパさんたちが多い印象です。
ここは、7:3でドイツ人で残りが他の国籍の人かなと思います。
大きい町までの距離も、前は1時間半、現在は1時間で行けます。
スーパーまでの距離も歩いて45分から、10分に変わりました。
気温も体感5度くらい違うイメージです。特に冬ですね。
電車に関しては、今は歩いて行けるところに2つの駅がありますが、前はバスを使って15分〜20分と交通の不便な所にいました。
このように同じ田舎でも、全く異なる田舎に来ていて行動範囲に違いが出ますよね。
オペアファミリーを探す時は、都会と田舎だけでなく田舎からの交通便や最寄りの駅、スーパーマーケット等も考慮しながら検索することを強くお勧めします。
神奈川県で例えたら、前の場所は愛川町で、今のところは寒川郡て感じかな。。
結論:都会 or 田舎 プラスアルファ 田舎 or 超ど田舎
最後に
間違いなく言えることは、選択肢を都会にしなくて正解だったと思う事です。
オペアを仕事として考えた時に、子供の安全性や、周りとのコミュニティを考えたら
100%田舎の方が仕事がしやすいです。周りの家族が助けてくれたり、知らない人に話しかけて
子供も自身も仲良くなれて広がりが作りやすいのも実感しました。
またオペアのお小遣いは微々たるものしか貰えないので、都心に近づけば近づくほど、お金の管理が難しくなるように思います。
そして、田舎のゆったりとした暮らしには僕には適していました。
都会にいると疲れてしまうので。。。
この1年間は写真を振り返るだけで、その1枚の写真だけで記憶が鮮明に思い出せる程、毎日毎日が刺激的であっという間の日々でした。
まだ、1ヶ月半オペア生活を残していますが、自身も残りの生活を楽しみながら
ドイツ語の勉強も再び熱を入れていきたいと思います。
この一年で創造出来たことは、自分の将来の家族像だな。
そして、0歳から6歳までの育児経験。
人間としてまた一回り大きくなれたかな。
お金も大事だけど、それ以上に大切な事を学べた気がする。
皆さんの幸せとは?
それは考えれば考えるほど難しくなります。
僕の幸せは、身近にいる人笑顔にして幸せそうにしているのを見ることが
僕の幸せです。笑顔は伝達するからです。
身近な人に感謝の気持ちを伝えながら毎日笑って過ごそう!
身近な人ってだれ?🧐
それはあなたの側にいつもいてくれる人です🫶
それでは今日はここまでで🖐️
もし、ご興味があれば
フォローして頂いても構いません。
インスタはリョウジの素が見れます。
では、また今度!
Tschüss🖐️
Rieejiのインスタ↓
@florida_1903
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