想いを込めたお歳暮を贈ろう!【ヨックモックのギフトの教科書】
今年もあっという間に残り約2か月!日本には昔から季節のご挨拶と称してギフトを贈りあう習慣があります。特に、お歳暮は、よりよい人間関係を築いていく上でもとても大事な贈りもの。
ここ数年、本当に大変な状況でしたが、少しずつ日常を取り戻してきた2023年。「また会いたいです」「元気ですか?」そんな思いや、祈りを込めた贈りもので、もう一度大切な方と繋がりを確かめ合ってはいかがでしょうか?
ヨックモックでは、お歳暮シーズンに合わせて限定ノベルティ「ヨックモック レターセット」を数量限定でプレゼントします!
今年のお歳暮は、丁寧な直筆のお便りを添えて贈ってみるのはいかがでしょうか?きっと特別な贈りものになるはずです。
お歳暮は、いくつかのルールに気をつければ、1年の感謝を伝えてくれる素敵な習慣です!
ぜひ今年はトライしてみてはいかがでしょうか?
そもそも、お歳暮とは?
お歳暮は、日頃お世話になっている方に「1年間」のお礼と感謝、「来年もよろしくお願いします」の気持ちを込めて贈るものです。
一般的に東日本は12月1日~12月20日頃、西日本は12月13日~20日頃がお歳暮シーズン。エリアによって違うので、ちょっと気をつけるといいかもしれません。
年越しに催される「御霊祭」がルーツで、江戸時代の商人がお得意様に挨拶回りする習慣が、庶民の間に一気に広まったといわれています。
ちなみにお中元は、日頃からお世話になっている方々や目上の方に向けて「半年間」の感謝の気持ちと、健康を願う気持ちをあらわすために品物を贈る風習。
お中元もお歳暮も、基本的には贈り続けるものなので一度だけ贈るということは失礼に当たります。ちょっと面倒だなって思う方や、今年一年特別お世話になった方に一度だけ感謝の気持ちをあらわしたい場合は、お中元やお歳暮としてではなく、「御礼」もしくは「無地のし」で品物を贈ればOK!
どんなものを選べばいいの?
会社の上司やお得意様にお歳暮を贈る場合は、5,000円程度が相場です。感謝を伝えるための贈りものなので、相手に気を遣わせない品物を選ぶことが大切なんです。
両親や兄弟、義理の実家、親戚にお歳暮を贈る場合は、3,000円〜5,000円程度が一般的。親族は、日頃から付き合いが深い関係であるため、金額よりも相手の好みにあった品物を選ぶと喜ばれると思います。
お返しを品物で贈る場合は、いただいた品物の半額から同額の品物を贈るようにしましょう。もらった品物以上の品を贈ってしまうと「今後、お歳暮を贈らないでください」という意味にとらえられてしまうこともあるので注意!
水引の種類と正しい使い方。
水引とは、祝儀袋や不祝儀袋の表側に用いられる飾り紐のこと。3つの意味があると言われています。
①未開封を保証する意味。
②魔除けの意味。
③人と人を結ぶという意味です。
色々な種類がありますが、お歳暮にふさわしい水引は、「紅白蝶結び(花結び)」
水引の結び方で最もよく使われる蝶結びは、引っ張るだけで簡単に結び直せる結び方。「何度でも結び直せる」という特長から、合格祝いや入学祝い、出産祝いや結婚記念日、昇進祝いなど、「何度繰り返しても良い」お祝いに適しています。お歳暮やお中元といった季節のご挨拶にもピッタリです!
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お歳暮にふさわしくないもの!?
お歳暮に贈ってはいけないものもあるんです。
靴やスリッパ、靴下のように「足に履くもの」や、「切れる」「縁を断ち切る」という意味を持つ刃物、漢字で「手巾(てぎれ)」=日本語の「手切れ(縁を切る)」という意味と重なるハンカチ、くしのように「苦」「死」など縁起の悪い意味を連想させるものは避けたほうがいいそうです。
商品券などの金券も、手に喜んでいただける品物を選ぶという観点から考えて避けた方が賢明です。好みの分かれるコーヒーやアルコールなどの嗜好品や、保存の効かない生鮮食品などもちょっと注意して贈りましょう。
意外なところでは、ビジネスで使われる筆記用具や時計もふさわしくないそう!「もっと勉強をしなさい」というメッセージになるので、目上の方や取引先の方に対しては失礼にあたるそうなので気をつけてください。
厄年や喪中の方へのお歳暮はOK!?
厄年を迎えた方への贈りものは、長寿を連想させる「長いもの」がいいそうです。えぇ…例えば「シガール®」のような…(笑)。
喪中の方にもお歳暮をお贈りできますが、ご不幸があってから四十九日を迎えていない場合は控えるのがマナー。間違っても亡くなった方の名前宛てに贈らないよう注意しましょう。
本来は手渡しが理想!手渡しのマナー!
本来お歳暮は手渡しをするのが理想的です。
お店で、先方に渡す際の紙袋をいただけた場合、お渡しする直前で新しい紙袋に変えましょう!紙袋が1枚しかない時は、別の紙袋を用意して持ち運んだり、風呂敷に包んで持参するなどの工夫をすると良いと思います。
ビジネスにおいても、取引先様への挨拶回りは今年1年間お世話になった感謝の気持ちを伝える大切な節目です。
年末の挨拶回りは12月25日頃から営業終了日の前日頃までを目安にするといいそうです。もちろん、ちゃんと事前にアポイントを取って、手短にご挨拶するように心がけてくださいね!
相手が遠方に住んでいたり、訪問することで相手にご迷惑がかかる場合は、宅配便などで送るようにしましょう。その場合は、お歳暮の発送前にあらかじめ送り状や電話などでお歳暮を贈る旨を連絡し、挨拶文を同封すると丁寧です。
今回は、お歳暮の基本的なマナーをおまとめしました!奥が深いですよね。
ぜひ、今年はお歳暮を贈ってみてはいかがでしょうか?
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(おわり)