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秋が去ってゆく、冬こんにちは

まだ残っているけれど、主に今月を振り返りたい。秋の夜長にかこつけて長くなるため、よほど余裕がおありのときのお暇潰しにでも。

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エッセイネタが溜まりに溜まっていて、新作も浮かび、放出した今月初め。
すべて消化するのは来年になりそう。

珍しく本の整理に取りかかり、芸術の秋、読書感想文に挑戦したいな、なんて思った文化の日。
読みたいエッセイがあって買ったものの、まだ読めていない。

十月末、十一月頭に大きい仕事が一山越えたものの、その仕事がまだまだ続く。来年春まで続く。そんなこんなで忙しなく、心と体が悲鳴を上げた中旬。ふと、自分を、生活を見つめ直そうと思い至る。
温かい言葉をくださったぢぇぃさん、たにぽんさん、くーや。さん、りみっとさん、H川さんには感謝してもしきれない。好きな記事を勝手に掲載させていただく。

ぢぇぃさん。奥様とお子さんを大切にされていて、気配りが素晴らしく、活動が幅広い。ぢぇぃさんならではの軽やかで親しみやすい、それでいて芯のある表現が生き生きと文面に滲み出ている。迷いに迷って、先ほど感銘を受けたこちらの作品を載せさせていただく。

たにぽんさん。ありのまま(に近いと勝手に思っている)を丁寧に綴られている。ありのままって、できそうでできない。私はよく見られたいから取り繕うこともあるけれど、ありのままで素敵っていいなと思うし、自然に響く。キュンとしたこの記事を。

くーや。さん。たくさん学ばせていただいている。日々を丁寧に営んでいらっしゃるようにお見受けする。記事を拝読し、気づきが多く、慮る心がひしひしと伝わる。垣間見れた普段使いのツールが素敵。後でもう一つ別の記事も掲載させていただくが、まずはこの記事を。

りみっとさん。いつも感想をくださる、お優しい子どもさん思いの方。りみっとさんならではの少女らしさの感じられる繊細な表現が、記事のそこかしこに溢れている。中でも、花のある日常と思い出の詰まったこの作品がりみっとさんらしいと思っている。

H川さん。料理を始められてもうすぐ二ヶ月。奥様への愛がごはんに染み込んでいるのだろうなと拝察する。この記事が特に美味しそうだと目に浮かぶようだった。きちんとした朝食をとりたくなった。今年はあまり自炊できず頼りきりだったので、来年は増やしたい。

休んだら、またエネルギーが満ち満ちてきて、いろんなことに取り組みたくなった。仕事も、ここでの活動も。でも、まだ忙しさは相変わらずで、やれるときにぶわーっとやる。だから、ムラがある。これについては、まぁnoteは趣味だしよいけれど、仕事と家のことは、しっかりしていきたいなと思う。早く心と体がいつも追いつくように整えたい。

企画に参加していない作品が評価していただける喜びを知る。昔の作品もちらほら読んでいただけている。いつしかコメントをいただくことも増える。なかなかみなさまの活動を追えず、推しの録画録音も積もる一方。でも、昔から要領よくなんてできない。諦めているのでなく、努力して改善はしているけど、そういう人間であることは変わらない。これはいつかエッセイにしたい種の一つ。小説には情景と音楽が合う。その音楽的アプローチも取り入れられ、一歩進んだ気がした。

鋭い感覚で詩を紡ぎ出すりようさんの記事を読み、ふと私も旅に出たくなった。何もかも一旦忘れて、ただ流離いたい。そんなこと、今はできるはずもなく。
でも、各地の秋が、そういえば美しかったことを思い出す。
過去の秋をお裾分け、お福分けしたくなる。
少し落ち着いたとき、空を見上げてみた。辺りを見回したみた。
視力が下がったり、眼精疲労が酷かったりして、見るものすべてが痛かった。
でも、久しぶりの景色に、心洗われた。オリオン座を肉眼で見られなくなっていたけど、月食には間に合わなかったけど、ここにいるよと瞬く星、明るく闇夜を照らす月、色と薫りで秋を教えてくれる金木犀、落ち葉を降らす色づく落葉樹。
ここの秋も、美しいんだと気づいた。

推しのインスト曲とその解説を聴き、インスト曲というものに興味を持った今年。大好きなドラマのサントラを改めて聴き返したり、推しのインスト曲を片っ端から聴いた。えもいわれぬ心地よさ。そして強さ。ただ流れるのでなく、温度がありながら、迫るものがありながら、優しい調べ。あまりに日常に溶け込み気づいていなかったインスト曲に魅了された。
それからnoteでも素敵な作曲家のお二人に出会った。
bbさんと南かのんさん。しんどいときにも、うれしいときにも、悩むときにも、励ましがほしいときにも、寄り添う曲。心地よさと強さを兼ね備えていらっしゃる。情感豊かな曲を生み出す才能に惚れ惚れする。自然音を取り入れた、日常と絶妙に融合する曲作りに心を掴まれる。
推しの音楽にいっぱい触れた一年。音楽の豊かさ、温かさを改めて身に染みて実感した。

くーや。さんの配信で初めてスタエフを聴き、推しのラジオで喋りに憧れがあるので、すごい!と思った。喋りは苦手で、自分の声、口調にコンプレックスもある。それを克服したいと思っていた矢先のくーや。さんの挑戦に、勝手にこちらまでエールをいただいた気がした。今は余裕がない。話すことも、受け止めることも。noteで書く文面とは異なり、取り繕えない声。元気なときでないとまだ怖い。でも、いつかやってみたいなと改めて思った。まずはリスナーとして楽しみたい。

企画への参加意欲も湧き、テーマ小説、歌詞、canvaに挑戦。
いつか、何者かになりたい。昔から、筆で勝負したいと思っていた。その思いが強まった。
企画で繋がったみなさまとのご縁を、これからも大切にしたい。
「才の祭」を企画してくださった方々には、感謝でいっぱい。まだ終わらない。完成が楽しみだ。
いつも思う。企画ってすごいなと。ご多忙な中、運営し、一つ一つ読み、審査・講評する大変さは計り知れない。そして企画の力の大きさを痛感する。企画がなければ、ここまで読まれ、フォローされ、スキやコメントをいただくことはなかった。
企画されるすべての方に敬意をお伝えしたい。

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十一月はあまり投稿できないと思っていた。
実際、小説やエッセイは少ない。
つぶやきが多い。もう少し減らそう。でも、寛大なみなさまの胸を借りて、時々溢れる思いを溢すだろう。

いろんなことがあった秋が、冬にバトンを渡す頃。
別れの多い秋だった。仕事も、プライベートも。noteでは出会いもあった。
冬は現実で新たな出会いが待っている。どんな出会いになるだろう。
冬は、寒いしできれば布団でぬくぬく過ごしたい。
でも嫌いじゃない。秋の終わりから冬の終わりにかけて、私の家族が生まれている。この季節がなければ、私はない。
暖かさが恋しいけれど、人の温もりを感じる日々。早く新年度のいろいろ落ち着いている(はずの)頃へ飛んでいきたいけど、きっとなんとか乗り切れる(と信じたい)。

冬の抱負。
まだ何者にもなれないけれど、創作大賞2022にとりあえず応募する。
それとは別に、短編小説を書く。
エッセイも書く。
案を形にしていこう。
積み残したものを少しずつ、私に取り込んでいこう。

これからも歩みのゆっくりで不定期な私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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