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公立中高一貫校合格子育てエピソード04 母親の生い立ちと長女の誕生

私は子どもの頃の記憶がほとんどない。母親にほめられたこともない。食事をきっちり作ってもらったこともないし、学校のお弁当も作ってもらったこともない。家の中は物であふれかえり汚れている。毎日の夫婦喧嘩。4歳下の弟がいて小さい時から卵アレルギーがあったり、低身長で成長ホルモンの注射を受けていたりして、私はアダルトチルドレンでした。体が弱い上に男の子ということもあり(何故か女子は大事にされない)全てが弟優先でお世話をしていました。私は小さい頃から抜毛症に悩まされ誰にも相談できず、ましになったりひどくなったりしています。それもあって、私は子どもの頃から友達が少なく、今となって俯瞰して考えるとそれ以外でもどこかおどおどして自信がなく、暗い子で話しにくかったのかと思います。話が続かなく、話しても楽しくなかったと思います。今で言う自己肯定感がない状態だったと思います。
私は公立高校の中の下ぐらい偏差値48ぐらいで専門学校卒(栄養士)、旦那は公立の工業高校卒たぶん偏差値45くらいです。それでも長女は本人の希望で中学受験せず高校受験をし、公立中高一貫校の高校合格、次女は中学受検をして公立中高一貫校合格できましたが、それまでの道のりがすさまじく、まだまだ先は遠く、今からも続いていきます。
子どもの受験の話では、ほとんどが良い両親で且つ両親ともに賢く4年制大学を卒業され、仕事もしっかりされている方々が多く、両親の生い立ちも幸せで愛されて育ててもらっていたのかと思われます。そうではないよって言う方もおられると思いますが、私から見ると中学受験されるご家庭の両親には気持ちの余裕もあるように見え、やはり愛されて育てられたのだなぁと思います。今振り返ると、私の母親は今では社会に認知されてるアスペルガー症候群だったのかと思います。昔は精神科に行っても異常なしと言われていて、今から考えると行動や言動がアスペルガーの傾向にすごく似ています。父親も若い時に何回も病院に連れて行きましたが、異常なしと言われ、正常なのにできないのかと怒りがあったと思います。そして

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