見出し画像

出産前後に読んだ本

「イライラしたり、涙もろくなったり、情緒不安定になります。」

妊活中、妊娠中、出産前後、こんなもやもやありませんか。

友人、家族からの言葉やネット上の情報に心を奪われがちですが、本にまとまった知識に触れる方が気持ちが落ち着きます。

第2子出産前後、毎月20冊近く読書した私からそれぞれの時期に惹き込まれた本をご紹介します。

6月から8月はおよそ20冊/月読みました!

妊活中、妊娠中、出産前後で読んだ本で記事にしようと思ったのですが、長くなりすぎて2つの記事に分けることにしました。

今回は、出産前後に読んだ5冊のご紹介です。

出産直前・直後(入院中)

予定帝王切開だったため、出産前日の午後から、産後1週間ほど入院していました。

コウノドリ 新型コロナウイルス編

大人気産科医療マンガ『コウノドリ』、新シリーズ開幕!
2020年から始まったコロナ禍。社会を覆った不安は、新しい命が誕生する現場にも大きな影を落とす――。感染症という見えない恐怖に苦悩しながら、出産と向き合う医療従事者・妊婦・家族、そして赤ちゃんが紡ぐ、新たな命の物語!

第1子の出産は4年前の2018年、Covid19禍での出産について知りたくて読んだ本、漫画です。

ドラマを観て大感動していた作品でしたが、新たに新型コロナウイルス編の連載がされていて、読みました。

妊婦、その家族は、上の子が保育所で感染して来ないか心配したり、入院前はPCR、抗原検査をし、面会は不可でしたが、医療従事者も業務が増える大変さとともに母子とその家族との関わりへの想いが叶わなかったりと葛藤があることを理解し、感動しました。

出産直後、夫に代わって助産師さんが母子の写真を何枚も撮ってくれたのは良い想い出です。

ちょっと理系な育児 母乳育児編

科学者であり、2児の母でもある著者の人気ブログ「ちょっと理系な育児」が待望の書籍化! WHO(世界保健機関)による母乳育児のガイドライン『Infant and young child feeding(乳幼児の栄養法)』が日本語訳で読めるのは貴重。世界の科学者たちが導き出した最新の研究結果から、赤ちゃんにとってベストな栄養の与え方が考えられた(本来は専門家向けの)“教科書”です。そんな専門的で科学的な内容を、あくまで当事者であるお母さんの目線で、やさしく詳しく解説。世界基準のシンプルな方法で母乳育児はもっと楽になる!

母子同室1日目、合宿気分で授乳するもほぼ眠れずひたすら頻回授乳‥

疲れ果てて助産師さんに子供を預けて仮眠した後に読んだ本。

母乳が出ないのは体質でも努力と根性が足りないのでもなく、知識と経験がまだ少ないからです。

それを知ると時計を見ながらおっぱいを入れ替えて‥飲み終えたはずなのにまだ泣く我が子に疲れたりせず、授乳のたびに新しい知見を試しているようなわくわくする気持ちになれます。

第1子のときにも出会いたかった本!

産後1ヶ月

コウノドリ 全32巻

出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。

ドラマに感動して漫画を一気読み!

多様な出産を知り、母子ともに無事に出産を終え、退院できたこと、感動と感謝の気持ちでいっぱいになります。

産前に読むと不安な気持ちになるかもしれないので、どちらかと言うと産後や子供が2〜3歳になった頃がおすすめです。

「家族の幸せ」の経済学~データ分析でわかった結婚、出産、子育ての真実~

「帝王切開なんかしたら落ち着きのない子に育つ」「赤ちゃんには母乳が一番。愛情たっぷりで頭もよくなる」「3歳までは母親がつきっきりで子育てすべき。子もそれを求めてる」出産や子育ては、このようなエビデンス(科学的根拠)を一切無視した「思い込み」が幅をきかせている。その思い込みに基づく「助言」や「指導」をしてくれる人もいる。親身になってくれる人はありがたい。独特の説得力もあるだろう。しかし、間違っていることを、あなたやその家族が取り入れる必要はまったくない。こういうとき、経済学の手法は役に立つ。人々の意思決定、そして行動を分析する学問だからだ。その研究の最先端を、気鋭の経済学者がわかりやすく案内する。

出産すると驚くほど、人からアドバイス?をいただく機会が増えます。

もちろん悪気はないのですが、そのほとんどがエビデンスがなく、産後のホルモンバランス、メンタルの崩れ、身体の疲労の中では、母や母体を攻撃されているように聴こえます。

経済学の手法で読み解いたデータを知っておくことで、自分らしい意思決定と行動ができるようになります。

さらば、思い込み!

母乳が足りない?と思ったら読む本 もっとくわしく!

 WHOに許可を得て、母乳育児に関するガイドラインを翻訳出版した「ちょっと理系な育児」著者が、今度は「母乳不足感」をターゲットにして、科学的な視点からアプローチしました。
 その結果、授乳回数の多さ、赤ちゃんが寝ないこと、胸が張らない、搾乳量が少ないなど、母乳不足で悩みがちなことのほとんどは、母乳の生産量が少ないことが原因ではないことが分かりました。
 そもそも「母乳が足りない」とは、どういうことなのか?を整理するために、母乳を「作る」「出す」「飲む」という3つのステップに分けて、それぞれによくある悩みを個別解説しています。
 本書は、こんな方にオススメです。
・母乳不足っぽいサインがあって、悩んでいる
・結論だけ言われるより、理論を納得できた方が気持ち良い

「夕方や明け方は疲れが出てきて、母乳がよく出てないかも‥」
「上の子を寝かしつけながら添い乳なんて可愛そうかな‥」
「家事をするのについ抱っこ紐に頼っちゃう。ゆったり抱っこしてあげたいな‥」

産後1ヶ月、家族のサポートが少なくなり育児と家事に少しずつ復帰する頃、こんなお悩みありませんか?

赤ちゃんにも頻回に飲みたい時間帯がある、ポジショニングがあっていれば立ったまま・寝ながら授乳でもOK、抱っこ紐であれ赤ちゃんはカンガルーケアの姿勢が安心する♡など、退院後の生活に欲しい回答が書かれています。

母乳不足に怯え回答を検索しまくるより、母親がゆったりと安心した気持ちでいることが母乳不足感の解消に役立つのかもしれません。

そのために必要なのは知識と経験です!と書かれています。


以上、選書の参考になれば嬉しいです♡それではまた/

▽妊活中、妊娠中に読んだ本はこちら。