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皿洗いは人生
僕は、皿洗いが大嫌いだ。
食事の後、シンクに積み上げられた食器やフライパンを見ると、
「面倒くさい。やりたくない」という感情が脳を支配し、気づけばソファに座って、くつろいでいる。
頭の片隅には、「皿洗いをしなきゃ」という感情があるけど、できる限りやりたくない。
でも結局、いつかはやらなければいけない。
後回しにすればするほど、やりたくない気持ちはどんどん大きくなる。
すぐやった方がいいはずなのに、中々できずにいた。
ある時、ふとハッとした。
『皿洗いって、人生と一緒なのでは?』
皿洗いからいつも逃げていることで、逃げ癖がついている気がした。
人生における「やりたくないけど、やった方がいいもの」から、いつも逃げていた。
やりたくないけど、やった方がいいもの
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「やりたいし、やった方がいいもの」
はみんな言われなくてもできるし、やっている。
ex)ご飯を食べる、眠る など
欲求のままに行動することで容易に達成できるから。
でも、「やりたくないけど、やった方がいいもの」
こいつは中々手強い。
僕は、中々できないし、思い返すといつも後回しにしてきた気がする。
ex)
・疲れている時の練習
・だるい時の勉強
・眠い時のジム
・面倒な風呂
など
しかし、こういった「やりたくないけどやった方がいいもの」
は長期的に見ると、成果に繋がる大事な要素であることが多い。
『自分の理想をかなえる人、成果を上げる人との差って
ここでついているんじゃないか。』
そう思った。
逆を言えば、
『皿洗いにすぐに向き合い続ければ、
”「やりたくないけどやった方がいいこと」から逃げない自分”が手に入るのでは?』
そう思った。
自分の性格は行動から作れる
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けんすう氏の「物語思考」という本に
性格は行動によって、形成される。
つまり、自分が理想とする行動をとり続ければ、理想の人間になれる
的な内容が書いてあった。
今回のケースで考えると、
「皿洗いをすぐやる」という行動が習慣になる
→「皿洗いをすぐやる俺」という自我が形成される
→「「やりたくないけどやった方がいいこと」から逃げずに向き合う俺」という自我が形成される
→すぐやる人間になる
→成果に繋がりやすくなる
という良いサイクルが生まれる。
つまり、
「皿洗いをすぐにやれば、人生が好転する。」
これが紛れもない事実なのではないかと感じた。
もう一つの解決策
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「やりたくないけど、やった方がいいこと」
は
「得意な人に任せる」
ことで解決できるケースもありますね。
今回で言うと、食洗器であり、
なんならこっちが最適解。
なので、
「仕組みで解決できるかどうか」をまず考えて、
自分がやらなければいけない場合は、すぐにやってしまう
という形で解決していきたいと感じました。
まとめ
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「やりたくないけど、やった方がいい」ものは、
①得意な人に任せる【思考】
②自分でやる 【行動】
の2択であり、
特に②の「自分ですぐにやる」ことを選ぶ場合は、
「すぐやることで手に入る、理想の自分を想像して今やる」
ということを皿洗いで感じたという出来事でした。
なので今日から、もし皿洗いを面倒くさいと感じたら、
「皿洗いは人生!」
と叫んで、すぐ洗うようにしていきます。
そんなひとつの選択が間違いなく、自我を良い方向に変えていくのだと感じました。
僕と同じく皿洗いを後回ししてしまう方は、
いっしょに「即洗いの習慣」を始めていきましょう!
ではまた!