![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125394379/rectangle_large_type_2_1fbb947a6548fef83faf9b04b4baa205.png?width=1200)
時間の価値
子供の頃、学校の授業を受けながら「時間が経つのが遅いなぁ」と思っていました。社会に出てからは、とにかく時間が経つのが早いと感じます。「もっと時間があれば」「もうこんな時間だ」などと思ったことは多々あります。
私がフリーランスになった理由の1つは「時間がほしい」でした。
フリーランスになって感じているのが「時間」。今回は「時間」について書いてみたいと思います。
都会と地方
私は仕事の都合で東京に6年間住んでいました。初めて東京に暮らして思ったことは、都会と地方の「時間の価値感」の違いでした。
東京では通勤ラッシュ時は電車が3~5分で1本来るのに対して、地元では15~30分に1本。とにかく東京は電車の便が良いなと感じました。たまにトラブルで長い時間待たされるとイライラした記憶があります。
そして、東京では欲しいものに対して待つことに抵抗が無い人が多いということ。人気飲食店には30分や1時間並んで待てる人が多い。地元ではよほどのことがなければ1時間も待たない。
東京の人は電車を待つことにイライラして、飲食店で待つことにはイライラしない。
地元の人は電車を待つことにはイライラせず、飲食店で待つことにはイライラする。
東京で生活して、住む場所によって時間の価値観は変わるものだということを強く感じました。(長く住んでいると忘れがちですが・・・)
東京にいた時は地元の商品を首都圏に流通させる仕事をしていました。都会と地元を繋ぐという仕事。都会と地方のスピード感の違いには、かなり悩まされました。
取引先はとにかく早くと「レスポンス重視」。地元メーカーはそんなことはつゆ知らず、のんびり「マイペース」。
その差を埋められなければ商品を流通させられず、とにかくあの手この手で地元メーカーのスピード感を上げていました。(スピード感があるように見せていたとうのが本当のところですが。)
その当時は大変でしたが、今思えば同じ時間なのに場所が違うだけで時間の価値観が変わることをリアルタイムで体感できる良い経験だったのかもしれません。
サラリーマンとフリーランス
サラリーマンは「時間」の拘束があります。基本は8時間労働。8時間をどう使うか考えるのがサラリーマン。
フリーランスは「時間」の制約はありません。1日は24時間。24時間をどう使うかを考えるのがフリーランス。
働き方を変えた今「時間」について良く考えるようになりました。「住む場所」や「働き方」など自分が身を置く環境で「時間の価値」は変わるもの。
「時間」は平等なはずなのに「価値」が変わる。
価値のある1日を過ごしていきたいと思う、今日この頃です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?