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思春期以降の子供との関わり方

小さな会社の人事部長。元人事コンサルが事業会社の人事部長となりました。これまで大企業、スタートアップ、フリーランス、中小企業とあらゆる立場でもがきながら生きてきた女です。3人の子育てしながら、良い生き方、良い働き方、人生の楽しみ方を模索している実体験を綴ります。*スペック*40代、子供→関西、九州最難関中学に合格した中学生長女、サッカー少年(小5男)、のんびり末っ子(小1)、3人の子育て中。夫は自営業。

今春、高校1年生となった長女とのバトル

メディアの記事や本の中で私の琴線に触れた言葉があれば、メモを取るようにしている。

ふと、メモを見返していたら、

思春期以降の子供との関わり方として、
①「子供がハマっていることを否定しない」
②「一緒に興味を持つ」
と書かれていた。
出典は不明なのだが、その時の私の琴線に触れたのでしょう。

まず、①「子供がハマっていることを否定しない」について。
それはそう思う。
が、限度というもの、親に負担が生じるものについては考慮がいると思う。

その件で、今回長女とバトルを繰り広げた。
なんのオチもない、ただの日常の出来事なのだが、いつかこの状況がどうだったのか、整理するために記録しておくことにする。

長女がハマっているもの。
それは、男性アイドルグループである。
なんだかよく分からない男性アイドルグループの誰かを好きらしく、ファンクラブに入るだの、ファンミーティングに参加したいだの騒いでいる。
いわゆる「推し活」を行なっている。

推し活とは、ただそのアイドルグループを好きで、メディアを通して楽しむに止まらない。
「課金」が推し活なのである。

私も高校時代、V6にハマったことがある。
一瞬ね・・・
当時私がやっていたこととしては、テレビに出演していたら必ず見るということと、雑誌の切り抜きをスクラップしていたことくらいか。
1年もせずに飽きたように思うw

が、今は違う。
長女はファンミーティング?イベントに1万円を投じたり、ファンクラブに加入してサブスクでお金を支払っている。

というわけで、自分で稼ぐ力がない今、親としての「限度」の話が出てくるのです。

もちろん、ハマっていることを否定はしない。
が、課金し続けることを放置するわけにはいかない。

リソースとトレードオフの話をした

リソースは資源である。
時間、お金、体力など、資源には限りがある。
その限りあるリソースにどう優先順位をつけて、采配していくのか。
親に訴えれば無限にお金が出てくると勘違いしていそうな長女。
まずはその勘違いを正すことにした。

長女が通っている学校は中高一貫の私立で、全国的にも名の知れた学校。
小さい頃から勉強する環境を整えられ、手塩にかけて育てられたであろう子供たちがたくさん通っていることでしょう。
公立にしか通ったことのない私が知らない世界がそこにはある。

それは、日常の端々に現れる。
気軽にスタバに行く。これも1つ。
スマホの最新機種を多くの子供が持っている。
ギガの数字1つとっても、その違いが現れる。

義務教育だから公立中であれば授業料は無料で行ける。しかし、あえて年間100万円弱の授業料を支払い、私立中に通うことができる層。
その層における、いろいろな基準。
それが一般的だとは到底思えないのです。

その「基準」を振り翳して親に求めてくる。
これが私にはとてつもなくストレスなのです。

昔、私自身子供の頃に親から言われていました。
「よそはよそ」
よその家はよその家、うちはうち、そんな意味で親が私によく言っていた言葉。
今、私がその言葉を使っています。

リソースの基準は家庭ごとに、人ごとに違う


友達がやってる、持ってるから自分も同じものを、というのは間違いである。

「友達が気軽にスタバで飲み物買うけど、私は毎回水を飲んでいるんだよ!!!」
「友達がコンビニで買い食いしてるけど、私はその時間ずっとポイ活してるんだよ!!」

いいじゃない!!
最高だよあなた!自分でできること探してるなんて。

と、私は思います。


ある時、長女が言いました。

「私は自分の子供には好きなだけ習い事させるし、好きなものを買ってあげる!」と。

私「それは、頑張って稼がないとね!」

私「絶対に稼ぐし。舐めんなよ!」(口が悪い)

と意気込んでおりましたw

強い。強すぎる。私はあなたが眩しいよ・・・



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