愛猫家注意‼　VAPEと猫の健康被害: プロピレングリコールの影響について

　皆さんこんにちは。
　今日はVAPE（電子タバコ）と猫の健康について話をしましょう。
　特に、VAPEリキッドに含まれる成分であるプロピレングリコール（PG）が猫にどのような影響を及ぼすかについて詳しく見ていきましょう。

プロピレングリコールとは？

　VAPE愛好家の皆さんなら、PGことプロピレングリコールをご存知かもしれません。
　しかし、この成分が猫に対してどのような影響を及ぼすかはご存知でしょうか？

猫に対するPGの影響

　実は、PGは猫に対して有害な成分です。
　猫がPGを摂取すると、赤血球の減少、パニック状態、嘔吐や下痢などの体調不良を引き起こす可能性があります。
　これらの症状は、猫の体から水分が抜けて脱水症状につながり、大きなダメージを与える可能性があります。

猫がPGを吸引した場合の対処法

　もし、猫がPGを吸引した場合、すぐに動物病院に連れて行くことが重要です。
　症状は、主に摂取し続けた場合に起きますが、少量でも起きないとは言い切れません。
　愛猫に変わった様子がない場合でも、念のため動物病院に連れて行くことをおすすめします。早期の対処が愛猫を救うことにつながります。

犬に対するPGの影響

　ここまで猫への影響ばかりを説明してきましたが、猫に続くペットの代名詞とも言える犬はどうなのでしょうか？
　結論を言ってしまえば現状、犬への影響は確認されておりません。
　ただし、犬の嗅覚は人間より遥かに優れています。
　そのため、煙への臭いにも敏感になり、場合によってはストレスにつながる可能性があります。体に直接の害は無くても、ストレスは精神的に悪影響なので、犬の前でもVAPEは吸わないほうが良いでしょう。

ペットの前でのVAPEの使用

　リキッドの原料には、PGフリーやVG-MAXといったPGを抑えたものもあります。
　しかし、中には少量のPGが含められていたり、香料がPGから作られていたりもします。
　また、煙の臭いそのものがペットにとってストレスと感じる場合があります。
　したがって、体の害とか関係なくペットの前でVAPEを吸うのは控えたほうが好ましいでしょう。ここは愛するペットのためにも、場所を変えて吸うようにしましょう。
　VAPEの保管場所にも注意しましょう！

　皆さん、最後まで読んでいただきありがとうございました。愛猫の健康を守るために、この情報が役立つことを願っています。