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NY nowadays 2

10月になった。9/30からNYでは、店内ダイニングが始まったのだが、私のよく行くレストラン、バー(基本個人経営の小さなお店)ではまだ、店内を解放していない。というのは、まず店内には、25%しかお客さんを入れることができない、テーブルは6フィート離れていること、テーブルについている時以外はマスク着用、体温を測り、代表者の電話番号を聞き、こまめに部屋を換気し、お客さんの帰った後には、テーブル、椅子を消毒など、かなりの仕事量が増えるのである。店内ダイニングが始まる前の9/25、野外ダイニングが、一年を通して大丈夫になった今、野外ダイニングの方が、レストランに取っても簡単なのである。野外ダイニングの問題は、夏は蚊に噛まれるだったが、冬は上着を着ながらの、ダイニングということになるだろう。

博物館も小売店も少しずつ開きだした10月は、私事だが、6件たこ焼きポップアップが入っている。もともとハニーズ https://enlightenmentwines.com/
というミードバーで、音楽とたこ焼きを組み合わせたイベントを始めたのだが、バーがドリンクと一緒にフードをオーダーしなくてはならなくなった今、フードポップアップが人気である。バーでドリンクをオーダーすると、自動的にフードをオーダーしなくてはならない。これはクオモ知事による命令で、
https://bushwickdaily.com/bushwick/categories/food-and-drink/6615-the-crazy-foods-bushwick-bars-are-offering-to-comply-with-cuomos-order

バーによっては、まるちゃカップラーメン(!)や、冷たいチーズサンドイッチ、ホットドッグなどがサーブされている。それなら、断然温かいたこ焼きの方が良いでしょう、ということで、自分の仕事はなくなったが、たこ焼きは好評を得ている。ライブバンドはまだ演奏できないが、素敵な雰囲気を作ってくれるDJ・VJと共に、イベントを開催している。最近はブルックリン・ヴィーガンhttps://www.brooklynvegan.com/というブログの友達がよくDJしてくれる。イベントを開催すると、お客さんや、ずっと会っていなかった友達が戻ってきてくれて嬉しいのだが、マスク着用はもちろん、ソーシャル・ディスタンスをとりながら、立つのはX、手探りでイベントを開催している。NYは店内ダイニングが始まってから、少しコロナの感染率が上がったようで、油断はできない。もうロックダウンは嫌だ。

グリニッチヴィレッジのLPRは、定期購読ライブストリーミングサイトLPR.TV を月$19.99で立ち上げた。定期購読者は、会場の全てのライブストリーミングにアクセスができる。LPRは
!!! (Chk Chk Chk), Cults, San Fermin, Kimbra, Sunflower Bean, Kevin Devine, Son Little, Laraaji, Too Many Zoozなどを、LPR.TV’のラインナップに加え、2020年の終わりまでに24のライブストリームを予定している。などなど、ライブストリーム業界も試行錯誤中である。

道を歩いていると、ジャズバンドがジャムっていたり、ルーフトップでパーティしていたり、 みんな何かをしたくてうずうずしているのがわかる。今は、野外でのイベントが主流だが、これから寒くなっていくので、どのようにソーシャルしていけば良いのか、NY全体で考え中である。

Yoko Sawai
10/6/2020

By
http://4533studio.nyc/

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